デジハリでの『Second Life(セカンドライフ)』無料セミナーレポート……3

2006年11月02日 08:30

『Second Life(セカンドライフ)』イメージ先に【デジハリ、「Second Life」研究室を設立し12月からは専用講座を開講】でもお伝えした、【デジタルハリウッド】によるネットワークゲーム【Second Life(セカンドライフ)】の無料セミナーのレポートその3。デジハリの立場とやろうとしていることとは。

スポンサードリンク

デジハリでは先にニュースでお伝えしたように、『セカンドライフ』のクリエイティブな面に着目し、日本での普及を促進しサポート(することをビジネスと)する意志を持っているとのこと。具体的には『セカンドライフ』の開発元であるLinden Lab社での講習を受けた公認スタッフによる各種セミナーの実施による、「プレイヤー」「ゲーム内でのデザイナー」「ゲームを用いたビジネス展開」の促進をサポートする。つまり、人的・ビジネス展開のお手伝いをすることになる。講習の詳細は上記参照記事や【研究室ブログ】を参照のこと。

講習プログラム(工程)はLinden Lab社が推薦したもので、同社とデジハリが連携してカリキュラムを組む。また、ビジネス展開を模索する企業などに対しては、デジハリの関連クリエイターがサポートするという。

デジハリが提唱する『セカンドライフ』内でのビジネススタイル
デジハリが提唱する『セカンドライフ』内でのビジネススタイル

ここまで多種多彩な面でサポートを行うと、「デジハリが『セカンドライフ』の日本国内における正規代理店として窓口になるのでは」と思いがちだが、これについて確認したところ、そういうことにはならないとの返事をいただいた。あくまでもデジハリは『セカンドライフ』の啓蒙と利用者の技術向上、サポートに力を注ぐとのことである。日本ユーザーに対しては日本国内の正規代理店は設けず、Linden Labが直接対応する予定とのこと。すでに日本語が出来るスタッフを数名配しているという話も聞けた。

恐らくではあるが、デジハリとしては『セカンドライフ』における「職業訓練校」としてだけでなく、「ビジネスプロデューサー」「広告代理店」「アイディアプランナー」など、ありとあらゆる面での先駆者としての立場(先に挙げた「The Electric Sheep Comapny」のような業務も含む)を目指しているのかもしれない。


■一連の記事:
【デジハリでの『Second Life(セカンドライフ)』無料セミナーレポート……1】
【デジハリでの『Second Life(セカンドライフ)』無料セミナーレポート……2】
【デジハリでの『Second Life(セカンドライフ)』無料セミナーレポート……3】
【デジハリでの『Second Life(セカンドライフ)』無料セミナーレポート……4】

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ