デジハリ、「Second Life」研究室を設立し12月からは専用講座を開講

2006年10月31日 07:30

「Second Life」内ロイター支局イメージ【デジタルハリウッド】は10月26日、経済志向を強化したクリエイティブな多人数同時参加型ネットワークゲームとして注目を集めている【Second Life(セカンドライフ)】について、これを研究対象とする研究室セカンドライフ研究室を設立すると発表した(【発表リリース】)。

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Second Lifeイメージこの「セカンドライフ研究室」は『セカンドライフ』の仮想空間内で活動するために必要な、技術やノウハウを習得できる講座となる。時間は8時間、金額は4万8000円(税込)からで12月中旬開講(最長は48時間で32万4000円)。なお今講座では『セカンドライフ』を運営するリンデン・ラボ社の推薦を受け、同社のトレーニングを受けた同社研究所の研究員が講師を勤めるという。

さらにデジハリではこの研究室を拠点に、業界各社にこの講座販売を行うだけでなく、国内企業に『セカンドライフ』のビジネスに関する立ち上げサポートも行うという。また同社では、明日11月1日に無料セミナーを行うとのこと。詳しくは上記リリースを参照(先着50名受付)。

日本企業の海外支社が『セカンドライフ』内に事務所を構えたり積極的な営業活動を行っているいう話はすでにお伝えしたとおり。しかし日本国内からのアクションはお寒いものだった。もちろん世界内で生活しているユーザーが海外からのアクセス者がほとんどで、日本国内企業がプロモーションをしたところで効果はほとんど得られないからだろう。

とはいえ、近々『セカンドライフ』では日本語への対応も行われる。今後他のネットワークゲーム同様に、正規代理店が設定されて日本国内でも本格的なサポートが行われるかもしれないし、同様のゲームが国内企業からリリースされるのも容易に想像できる。それらを見据え、先手を打つ人たちが現れるはず。今回のデジハリの講座も、この動きを先読みしてのものと思われる。


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【新たな支店はネット世界内、「Second Life」を有効活用する米企業たち】
【ロイター通信がネットゲーム「Second Life」内に支局を設立~1】

(最終更新:2013/08/25)

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