意外な場所でセグウェイ体験・中部国際空港内の「セグウェイ・ガイドツアー」開始

2008年09月15日 12:00

セグウェイイメージJTB中部は9月11日、中部国際空港の協力のもとに、立ち乗り型電動自転車「セグウェイ」を使って空港内を見学するガイドツアー「セグウェイ・ガイドツアー」を開始すると発表した。ガイドツアーメニューが50分で3500円、ハーフメニューが10分で1000円(【発表リリース、PDF】)。

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空港内のセグウェイ(提供リリースより)
空港内のセグウェイ(提供リリースより)

セグウェイはかつてアメリカ・アップル社のスティーブ・ジョブズ氏の絶賛を受けたりアメリカの政府機関も関心を寄せているという噂話が出たり、果てはTime誌でも紹介され「世紀の発明」としてもてはやされた立ち乗り型自動二輪車。海外ではすでに【Segway警察版、ニューヨーク市警察が今夏から採用】にあるように、警察や民間の警備会社、倉庫やイベント会場、ゴルフ場など閉じられたエリアでの移動手段として活用されている。またブッシュ大統領が来日時に小泉元首相にプレゼントし、小泉元首相がそれを駆って「出勤」したことでも話題になった。なお現時点においても日本では道路交通法の関係で、公道で利用することは出来ない。

今回スタートした「セグウェイ・ガイドツアー」は従来歩きで実施していた旅客ターミナルツアーのコースを、ガイド兼インストラクターの引率のもとに、セグウェイに乗って見学するというもの。セグウェイを導入した空港施設内のツアーとしては、日本国内において初の試みとなる。主にセントレアのチェックインカウンターやスカイデッキのようなターミナル内の各階を、セグウェイで移動しながら見学していく。

コース種別は2種類。「ガイドツアー」は50分で3500円。ガイドの引率のもとに1階から3階をいったり来たりしながら、ヘルメットにつけられた簡易無線機で案内を聞きつつツアーを堪能することになる。一方で「ハーフメニュー」は10分で1000円。ガイドツアーの時間外に10時から17時までの間随時受け付けが行われ、セグウェイを安全に乗りこなすためのレクチャーをインストラクターによって受けられることになる。

なお10月13日までは土日も含めた毎日10時~17時に実施されるが、それ以降は不定期の運行。ガイドツアーは10時・11時半・15時の1日3回のみ対応。定員は4人で先着順。また18歳以上のみが参加できる。

日本でも一部施設で導入されたという話も聞くが、まだまだ触れる機会が少ないセグウェイ。今回発表されたツアーなら、空港内の探索とセグウェイの試乗を同時に楽しめる。同空港を利用する機会のある人は、少し時間の余裕を持ったスケジュール調整を行い、飛行機だけでなくセグウェイへも乗ってみてはいかがだろうか。


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(最終更新:2013/08/03)

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