「ジンジャー」の技術、ライセンス提供を発表

2005年10月10日 07:37

ジンジャーイメージかつて「世紀の発明」として一世を風靡したハイテクスクーターの「ジンジャー」ことセグウェイ【Segway社】は10月7日、このセグウェイの要であるSegway Smart Motion技術をサードパーティ企業にライセンスする計画を発表した(【参考記事:ITmedai】)。状況次第ではこの技術を用いて他のメーカーとの間で製品の開発も行われる。

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記事によればすでに香港のWowWee社がライセンス契約を結んでおり、新しいブランドのエンターテインメント製品を投入する予定であるという。

Segwayこと「ジンジャー」は米アップルのステーブ・ジョブズ氏の絶賛を受けたり米国政府機関も関心を寄せているという話が出たり、全貌が明らかになった時にはTime誌で紹介されるなど、大きな話題を呼んだ。真の姿が判明してからも、米ブッシュ大統領が搭乗して転んでニュースになるなど、話題の尽きぬ商品ではある。先の愛知万博ではアメリカ館で職員が乗っていたという話も。

実用性については、可能性をまだ消化し切れていないというのが実情だろう。工場内など閉鎖されたエリアにおける移動には役立つかもしれないが、歩くより疲れるだとか、スピードが今ひとつだとか、さらに日本では道交法が絡んでくるあたり、問題が山積している。

とはいえ、同社の【カタログ(PDF)】を見る限りさまざまなタイプがあるだし、「ジンジャー」ならぬSegwayそのものはもちろん、その技術を用いた新商品により、本当の意味での「世紀の発明」に化ける可能性は十分にあるといえよう。

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