【更新】勤続一年を迎えた猫駅長「たま」、課長職に昇進

2008年01月06日 12:00

猫駅長「たま」イメージ[毎日新聞]が伝えるところによると、和歌山県北部を走るローカル線の【和歌山電鉄】貴志川線の無人駅「貴志駅」の駅長に2007年1月5日に就任した三毛猫の「たま」が就任一周年を迎え、客を招くという業務の功績が大きいとして平社員から課長職に昇進した。駅長資格名も単なる駅長から「スーパー駅長」になった。

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たまの駅長だより―いちご電車で会いにきてイメージ和歌山電鉄は白地に赤のペイントをした車両を走らせていることから、「いちご電車」の鉄道としても名を知られている。一方駅長「たま」は、駅舎の棟続きに位置する駅の売店「小山商店」の飼い猫。人懐っこく、「駅のアイドル」として利用客から可愛がられていたこともあり、和歌山電鉄の小嶋光信社長自らが白羽の矢を立てた。駅長の「たま」や「ちび」「ミーコ」の業務は「客招き」が日々の業務で、給料はキャットフード1年分と長寿祈願のお守り。

トップランナー賞受賞時の猫駅長「たま」イメージ今回課長職に昇進した「たま」には、新調した駅帽の他、「スーパー」を表す「S」の字が入ったメダル、好物のカニかまぼこが贈られたという。この「たま」の営業努力により売上は7%アップしたこともあり、今後和歌山電鉄では駅舎内に正式な「駅長室」も建造するとの話。さらに昇格に先立ち「たま」は2007年12月7日に、やはり客招きの功績大として最優秀の表彰「トップランナー賞」も受賞している。

ニュース映像や自主投稿の動画を見る限り(【例えばこれ(YouTubeより)】)、「たま」は非常に人懐こく、しかも好奇心旺盛で、おとなしめな性格であるようだ。このまま営業で好成績を挙げ続ければ、将来は部長職、役員入りも夢ではないかもしれない(笑)。


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(最終更新:2013/08/18)

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