「よしもと自販機劇場」はアペックスの紙カップ式自動販売機APEX－130REC(m-one cafe)搭載の19インチ液晶ビジョン内で展開されるコンテンツ。料金を投入して商品を選び、実際に商品が調理されて出てくるまでの10～30秒間に、吉本興業のタレントのネタがランダムに放送される。商品毎に調理時間が異なるので、ネタコンテンツもそれに従い1～4本程度放送されるという。

放送される「ネタ」は、「よしもと自販機劇場」のために撮りおろしたオリジナル映像によるもの。出演者は村上ジョージ(待機中の呼び込み映像にも出演)、Bコース、COWCOW、アップダウン、サバンナ、たむらけんじ、ですよ。、永井佑一郎 、中川家・剛、なかやまきんに君、ハイキングウォーキング、FUJIWARA・原西、平成ノブシコブシ。当初は95本のコンテンツを用意。なお出演者は定期的に更新されるとのこと。

よしもと自販機劇場

展開先は12月4日から東北～九州の高速道路内サービスエリア・パーキングエリア。現在93台の設置が予定されている。さらに今後その他の企業や商業施設などにも設置される予定。「よしもと自販機劇場」では料理ができるまでの待ち時間を、独自ネタで“愉しい時間”に変える演出をする、と説明している。

吉本興業の芸人に限らず、タレントの「ネタ」には一発芸、あるいはそれに近いものも多い。自販機の調理にかかるわずかな時間にはまさにうってつけのコンテンツといえよう。ただ、芸人の好き嫌いが強い人には「大当たり」を引けばよいものの、相性の悪い「はずれ」な芸人が登場した場合には、複雑な心境に追いやられるかもしれない。そんな時には「なんでやねん」とツッコミを入れればよいのだろうが(笑)。

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(最終更新:2013/08/18)