ボーナスは77.9万円で増加傾向、主婦のへそくりは267.9万円?

2007年07月05日 08:00

へそくりイメージ【損保ジャパンDIY生命保険】は7月4日、全国の20代から50代のサラリーマン世帯の主婦500人を対象とした、今年の夏のボーナスと家計に関するアンケートの結果を発表した。それによるとボーナスの平均取得金額は前年比で4.4万円プラスの77.9万円、主婦のへそくり(夫に内緒の資産)平均額は267.9万円との調査結果が出たことが明らかになった(【発表リリース、PDF】)。

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今調査は6月15日から18日に行われたもので、対象主婦500人の平均年齢は39.6歳。

ボーナスの手取り平均額は77.9万円

受け取った夏のボーナスの手取り金額平均は77.9万円。もっとも多い金額層が50万円~75万円で27.6%であることから、多めの層の人が全体平均を押し上げていることが分かる。また、「昨年と比べて増えたか減ったか」という問いには「増えた」の49.2%が「減った」の20.2%に倍以上の差をつけており、「変わらない」の28.2%をも上回る結果が出ている。ボーナスという観点からすれば、景気は回復しつつあるようにも見える。

なお今夏のボーナスの金額といえば過去にも別の調査母体でのアンケート結果が記事に上がっているが、それらによると【ボーナスのうち株式投資に充てる額は18.2%・平均12.4万円】では68.1万円、【夏のボーナスで買うものは洋服・液晶テレビ・デジカメなど10万円未満のもの】では58.7万円といった数字が出ている。調査対象年齢層などによる違いはあるが、世間一般における「今夏のボーナス平均支給額は50万円~80万円」の枠内というスタンスで考えればほぼ間違いないようだ。

主婦のへそくり額は267.9万円……?

今アンケートでは気になるデータがいくつも明らかにされているが、ボーナス支給額と並びもっとも注目すべきなのが、主婦による夫に内緒の資産、つまり「へそくり」に関する話。今調査結果では「へそくり保有率は45.2%、平均額は267.9万円」という結果が出ている。

同様の調査を行った【主婦の7割が「へそくり」平均額は137万9000円】では調査対象を「子どもを持つ30代の主婦」に限定しているものの、「へそくり保有率は73.2%、平均額は137.9万円」と出ており、大きな違いがあるのが分かる。

へそくり額の金額層(上)と、各項目別における具体的な割合(下)。
へそくり額の金額層(上)と、各項目別における具体的な割合(下)。

しかし両調査結果の違いも、今回の調査結果の詳細を見ればその理由が分かってくる。前調査では「子持ち30代に限定」しているのに対し、今調査では調査対象が「20代から50代」と広範囲にわたっている。そして今調査の結果を見る限り「年齢を経れば経るほどへそくり額は増えるもののへそくり率は減る」「子どもがいない主婦よりいる主婦の方がへそくり率は高くなるが額は低くなる」のが分かる。

そして前調査では比較的若い30代(額は少なくなる、へそくり率は上がる)で子どもがいる(へそくり率は上がる、額は下がる)ことから、多少の差に違いはあれど、両調査も同じような結果を表していることが推定される。それにしても50代のへそくり額平均が474.2万円とは、年代層別の平均額がちゃくちゃくと上がっていることを見ると「こっそりしっかり貯めている」ようすが分かる。

ただ、「へそくりの理由」については大きな違いがある。前回記事では「自分のおこづかい」「自分の趣味・習い事」「老後のたくわえ」「教育資金」「離婚の備え」と、自分中心な傾向が見受けられたが、今調査結果では「いざという時の備え」がもっとも多く59件、以下「自分のおこづかい」(30件)「老後の備え」(24件)「目的はないが持っていると安心」(23件)という結果が出ている。へそくり目的が「自分のため」から「万一に備えて」という保険的な役割にスライドしているのは、やはり高年齢層をも調査対象にしているからだろうか。

詳細データにも年齢層別の目的がないのでその推論が正しいのかどうかを確かめるすべはない。しかし「年齢を経るにつれて自分だけ、という考え方から漠然とではあるがみんなの備えのためにへそくりを」と考えれば、何となくすくわれた気分になるのは当方だけだろうか。


(最終更新:2013/08/20)

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