SBI(8473)、イートレ(8701)で4月にコミュニティサイト「SBIコミュニティ」を新設へ

2007年02月01日 06:30

株式イメージ【SBI(8473)】は1月31日、コミュニティサービスに関する事業部を新設し、コミュニティサイト構築に向けて本格的な取り組みを開始したと発表した(発表リリース)。Web2.0という言葉に代表される相互意思疎通型ネットサービスへの対応を図り、グループ各社の顧客基盤の拡大を目指すという。

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リリースによると新設される事業部では、SBIグループの顧客に付加価値としてコミュニケーションツールを提供し、コミュニケーションの活性化と顧客満足度の向上を模索。さらにSBI各グループ間結びつきを強化して相乗効果を生み出すとのこと。

今事業部の最初の事業として、金融サービスと連動した専用性の高いコミュニティサイト「SBIコミュニティ」を創設。情報の交換や蓄積を行うと共に各種技術の研究も実施していく。まず【SBIイー・トレード証券(8701)】で2007年4月に顧客向けコミュニティサイトを開設し、各グループ企業との連携を拡大していく予定だという。

【イー・トレ側のリリース】によれば、この「イー・トレによるコミュニティサイト」は「SBIコミュニティ」の第一弾として開設。イー・トレに口座を持つ個人投資家同士が、株式や投資に関するさまざまな情報交換を行う場を提供するとのこと。

投資家向けコミュニティサイトとしてはすでに【個人投資家向けSNS、「fue-lu(ふえーる)」開設中】【個人投資家向けコミュニティ「みんなの株式」にカブドットコム・マネックスが参画】などが報じられ、一部でスタートしている。特に後者では【カブドットコム証券(8703)】【マネックス証券(8698)】が参画を表明し、他証券会社にも参加を呼びかけていた。今回SBIグループがネット証券最大手のイー・トレを抱え込む形で独自の投資コミュニティサイトを立ち上げることで、競争が激化することは必至といえる。

今回、SBI側のコミュニティサイトは第一報が報じられただけでその姿形は一切明らかにされていない。4月にはオープンということで、恐らく早ければ来月中にもその詳細が明らかにされることだろう。先の「みんなの株式」同様、「SBIコミュニティ」がどのようなスタイルになり、どんな独自機能・情報を提供してくれるのか、投資家にとって有益な場を形成するのか、期待したいところだ。

また個人的に、当方のように実名ではなくて通名で利用することもできるのかどうかも気になるところではある。

(最終更新:2013/08/23)

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