個人投資家向けSNS、「fue-lu(ふえーる)」開設中

2006年12月31日 12:30

「fue-lu(ふえーる)」イメージ個人投資家向けの株式スクールを経営する【フェアトレード】は2006年12月15日から、個人投資家向けのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)【fue-lu(ふえーる)】を開設している【発表リリース】

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「ふえーる」は資産運用という共通の目的を持った個人投資家が、真面目に楽しく前向きに勉強や交流が出来る、個人投資家向けSNSとして開設された。利用者を投資関係に絞り込む事で活発な意見交換の場を提供する事を目的としサービスを運営するという。会員登録は無料。

特徴としてリリースでは次の2つのポイントを掲げている。

・情報収集の利便性向上を考えた画面構成
株式投資の情報収集の利便性向上を考え、ログイン後画面上にIPO(新規上場)の申し込みスケジュールや信用評価損率、外資系寄り前動向などの株式指標を一覧で表示、使いやすさを優先させた画面構成。

・専属のアナリストによる情報提供
専属アナリストを抱えることで個人投資家が参加する機会の少ないアナリスト向け説明会の内容、企業分析などの情報も掲載していく仕組み。利用者を投資関係に絞り込むことで、活発な意見交換の場になることを目指す。

・その他
著名な個人投資家や機関投資家・証券会社勤務経験があった方など随時招待して行く予定。


同社では一年間で会員数1万人を目指すという。

実際に登録してトップページを確認。基調色がライトグリーンである以外、mixiとほぼ変わらない。
実際に登録してトップページを確認。基調色がライトグリーンである以外、mixiとほぼ変わらない。

同社によると株式投資に関するSNSはすでに多数存在するが、投資家としての専門知識を持つ人・法人が運営するSNSは今「ふえーる」がはじめてだという。

【実際に登録して試してみたが】、きわめてシンプルに表現すれば「株式情報付のmixi」というところだろう。mixiがあまりにも有名になりすぎたのかSNSの基本をつらぬいているからなのか、あまりにもmixiと共用する操作系が多く、正直mixiを知っていれば何の前説明もなく「ふえーる」を使うことが可能だ。また、会員数が少ないせいか、現在は招待制ではなく、誰でも自由に入ることができる。

登録した時点では登録者数が全体で300人にも満たない状態だった。管理側にとって、まずは会員が「ふえーる」ように手を打つことが最優先事項となるだろう。そして「投資家としての専門知識を持つ」管理側がどこまで投資家に役立つ情報やシステムを提供し、「ここのSNSは投資家として有益だ」と判断を下せるものを作り出せるのか、注目していきたい。

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