今年一年の動きをざっと一覧に

2007年01月04日 12:30

今年2007年もようやく正月休みを明け、学校や会社が始まった人も多いと思われる。そこで今年1年、どんなことが予定されているのか、仕組みや制度の視点から見ていくことにする。なおこれらの項目は現在予定されているもの。今後社会情勢の変化などで足し引きされる可能性があることをお忘れなく。

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■1月
【IC運転免許証の導入】(今日から)
 偽造されにくくなるようにICチップを導入。
【ATMの現金振込み上限が10万円に】(今日から)
 マネーロンダリング防止。
【防衛省発足】(1月9日)
 情勢に対応し組織の権限強化。
■4月
【年金制度改革】
 給付水準の見直し、保険料の逐次引き上げ、離婚時の厚生年金分割など。
【国内初の民間運営刑務所開所(PDF)】
 山口の美祢市に。
【統一地方選挙】
 4年に一度。
■5月
【新会社法内「三角合併」部分施行】
 外資などによる合併の動きが加速か。
■夏
・参議院選挙
 最大の政治決戦と各党が位置づけ。
■10月
【日本郵政公社民営化】
 「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命保険」など。
■年間を通して
・2007年問題


最後の「2007年問題」とは「大量退職時代問題」とも呼ばれる。俗に言う「団塊の世代」(戦後の第一次ベビーブーム……1947年から1949年……に生まれた世代)の680万人のうち300万人もの人が60歳定年を迎えるというもの。労働人口の減少だけでなく、技術的継承の問題、国の生産力の低下が懸念される一方、退職金などによる個人消費の底上げを期待する面もある。

また、5月の「三角合併」問題もあわせ、今年はM&Aや内需関係で大きな市場変動がありそうな雰囲気がある。株価動向には去年以上に注力すべきだろう。

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