朝食抜き傾向、子供だけにあらず 20代男性は「欠食」状態

2006年05月16日 19:30

時節イメージ[このページ(Sankei Webなど)は掲載が終了しています]が報じたところによると、【厚生労働省】が5月14日までにまとめた【平成16年国民健康・栄養調査結果】において、若年層男性の欠食問題が浮き彫りになったという。同省では「朝食抜きは栄養が偏重する。このツケは40歳を超えてからやってくる。食生活にもっと関心を持って欲しい」と話しているという。

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記事や報告書によれば、「菓子や果物、錠剤などしか口にしていない」「何も食べていない」場合を欠食と定義した場合、欠食率は男性で20代が34%、30代では25%に及んだ。一人暮らしという絞込みをするとさらにその比率は上がり、20代で65%、30代では41%になる。女性の場合は20代が22%、30代では15%。一人暮らしでは比率はやはり上がり、20代で29%、30代では24%になる。一方、40代になると40代男性19%、50代男性で10%。

ただ、昨今の記事で問題視している子供の欠食については、高校生で男女合わせて10%、中学校では2%という結果が出ている。実情と合わせて考えると、この数字にはいささか疑問を持たざるを得ない。

とはいえ、欠食が進んでいることは間違いなさそうだし、それに伴いさまざまなひずみが生じているのも(科学的証明はできないが)確かな話。

まずは自分自身から、そして自分の周囲の人から「朝食をきちんと食べる」習慣を身につけていきたいものだ。一日のスタートである朝食をしっかり採ってこそ、健康的な一日を過ごせるはずなのだから。


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