SBI(8473)、イーホームズとの契約解除、株式も返還へ

2006年04月25日 13:00

株式イメージ先に住宅監査事業を行う【イーホームズ】の株式をイーホームズ社長藤田東吾氏らから購入し子会社化を図り、その後その株式をSBI社長の北尾吉孝氏に買い戻し条件付で譲渡した【SBIホールディングス(8473)】は4月25日、SBIとイーホームズ間で結ばれた株式売買契約を解除することで藤田社長らと合意したことを発表した(発表ページ)。

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今回の解除合意により、SBIと北尾吉孝氏との間に結ばれた譲渡契約も合意解除され、最終的に元々の持ち主に返還され、SBI・北尾氏両者は取得価格の払い戻しを受けることになる。なお今回はじめて、取得価格がSBI4900万円(8717株)、北尾氏1100万円(1961株)であることが明らかにされた。

契約解除の理由はリリースに記載されていないが、SBIがイーホームズに期待していた確認検査機関としての役割について、イーホームズの架空増資捜査の進展により指定取り消しが確実視されるなど情勢・当初契約時における要件が変化したためと思われる。もっともこれが公開市場における株式の売買ならば「投資は自己判断・自己責任」ということになったのだろうが。


■関連記事:
【SBI(8473)、イーホームズの株式を取得し子会社化】
【イーホームズが架空増資で捜査を受けるとの報】


(最終更新:2013/08/28)

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