4人の「貯め名人」のコツをかいま見る

2009年01月20日 06:30

家計簿イメージ時々レシピ参考に購入している隔週刊誌【レタスクラブ】。最新号の1月25日号は役立つレシピ特集二本立てで即時ゲットしたが、レシピ以外にも「100万円貯めた100人の方法教えます!」という気になる特集が掲載されていた。内容はといえば、読者の貯めワザや専門家のアドバイスを元に貯金・貯蓄のテクニックを披露するもの。耳寄りな話なども見受けられたので、いくつかをかいつまんで紹介することに。今回は「貯め名人に聞いた、100万円貯めるコツ」。元々の記事が「のぞき見」で、さらに今回はそれを「のぞき見」するという、マトリョーシカみたいなお話ではある。ともあれ、詳細は現在本屋、コンビニやスーパーなどで発売中の「レタスクラブ」をご参照あれ。

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元記事では実際に「1年で」100万円以上を貯めた4人の実践例が掲載されている。特に年収が割高なわけではなく、出費が少ない一人暮らしという条件でもない。概略ながらもポートフォリオも掲載されており、その点でも役立つことは多い。それぞれ独自の工夫がなされているが、それらをまとめると次のような形になる。

収入を分割して管理する
 「用途別の口座開設」「長期貯蓄用と単なる余剰資金の口座を別途設ける」など方法はさまざまだが、予算を一括処理するのではなく、あらかじめ項目毎に分散させるというもの。項目毎に封筒を用意してその中に予算を入れる、週単位で必要なお金を封筒に入れて日々の出費はそこからねん出するなどが良く知られているが、それと同じようなもの。項目毎の減り具合・使い具合が分かるし、残りが少なくなると節約心が強くなるため、無駄使いが減らせる。

安いものを探す
 「スーパーを渡り歩く」「ドラッグストアもチェックする」など、同じ商品を買うのなら出来るだけ安い場所を探す、というもの。

カードやポイント制度などをフル活用する
 チェーン店などで導入されている、買い物毎につけられるポイント。どこで、いつ買うとポイントがお得かを考え購入するのもアリ(ただしポイントが倍増するからと、不必要なものまで買ったのでは本末転倒)。また、ポイントが貯まるクレジットカードをフルに活用し、「第二の現金」代わりに貯めていく。

記録して現状を確認する
「パソコンで口座を管理」「毎日支出・生活費の残高を記入」「家計簿に光熱費を記録して前年同月比を確認する」「商品の底値帳をつける」など、単に家計上のひけつだけでなく、投資や経済分析でも通用する話。特に後者二つは指摘されて「なるほど」と感じる人も多いに違いない。前年同月比のチェックで動向を認識することや、底値買いを心がけるなど、まさに投資のテクニックそのものだ。

家族の協力で貯金イメージ周囲の理解を得る
該当者(元記事では主婦)本人だけでなく、家族みんなの問題であることを再認識してもらい、協力してもらうというもの。具体的には【全部達成で年8万5080円節約できる、国がオススメする冬の節約テクニック25本】などにあるような、支出を抑える節約を心がけてもらおうというもの。


あらためてまとめてみると、とびきり奇抜なことは特にしていないことが分かる。要は「意思の固さで基本を忠実に守り続ける」ことに尽きるのだろう。

元記事では他に、専門家によるアドバイスも列挙されている。こちらも非常に読み甲斐のある内容なので機会があれば是非とも目を通してほしいのだが、やはり「知らないと損をする情報を知る」「いつの間にかしている無駄使いを無くす」「小さなことからコツコツと」「状況を再認識して見直しを図る」など、オーソドックスな話が多数を占めている。何はともかく「基本」の再確認を、が最重要のようだ。

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