ミスドからカレーパンならぬ「カリーパン」、わずか2週間で全国展開開始

2009年01月23日 06:30

カリーパンイメージ[ダスキン(4665)]が運営するドーナツショップ「ミスタードーナツ」は1月21日、先に宮城県限定で先行販売していたカレーパン状の商品「カリーパン」について全国販売を開始したと発表した。価格136円。一部店舗では「カリーパン」の代わりに「焼きカリーパン」を発売する([このリンク先のページ(misterdonut.jpなど)は掲載が終了しています])。

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カリーパン
カリーパン

元々ミスタードーナツは飲茶(中華風軽食)もできるお店なだけあって、単にドーナツなどのスイーツはもちろん飲茶自身の食品、さらにはスイーツと軽食の中間な立ち位置にある食品なども展開している。今回発売された「カリーパン」もその一種で、外見は「リッチドーナツ」の形をした惣菜パンで、中身もドーナツ的な要素を一部含んでいる。パンの部分は「外はサクサク、中はもっちり」とした食感、中のカレーの具は「野菜のうまみが味わえる」。辛さは「ほどよい辛さ」で、子どもも大人も楽しめる。

カレーは食卓によく並ぶ食品として、老若男女を問わず好かれる食品の一つ。そのカレーがメインの具材となるカレーパンも、シンプルながらパン屋やパン食系のお店では惣菜パンの定番アイテムの一つとして位置づけられている。なお以前【宮城限定が惜しい! ミスドからカレーパンならぬ「カリーパン」登場】で紹介したように、今アイテムは1月7日から宮城県限定のものだったが、わずか2週間で試験販売から本販売に切り替わるというスピーディーな展開を見せている。

【ミスドから米粉を使ったドーナツ「米粉ドーナツ」宮城県で限定発売】で紹介した米粉ドーナツの「限定販売」→「全国販売開始」のペース(約3か月)と比べれば非常に早い全国展開。元々そのようなスケジュールだった可能性はあるが、あるいはそれだけ人気が高かったのかもしれない。


……とここまでが普通の紹介。実はこの「カリーパン」の一般販売開始、22日の時点で当方(不破)は気がつかず、偶然別件でミスタードーナツに足を運んだ際に目に留まり、試食をしている(当時は宮崎県限定から限定店舗を拡大したのかと考えていた)。第一印象としては「イメージ通りのお品」といったところ。普通のパン屋で販売されているカレーパンと比べ、形状が「リッチドーナツ」スタイルのため一回り小さく、「ミニカレーパン」的な印象を受ける。

歯ごたえはキャッチコピーにあるように、確かに「カリカリ・もちもち」。そして「開発担当者に聞きました」の説明にあるように、中の具がトロリと溶け出し、まさに「カレーライスのカレー」っぽい食感を楽しめる。普通のカレーパンだと大抵において中のカレー部分が冷えて固まっている味気なさを感じてしまうものだが、「カリーパン」にはその残念度は無かった。これがまず意外で、驚かされた点。

そしてカレーフィリングがぎっしりと詰まっていて、「カレーたっぷりどっしり」感を味わえるのがもう一つの意外な点(通常のリッチドーナツの具と同様にカレーが収まっているとイメージすればよい)。サイズそのものは小さめだが、濃厚な重量感と食べた後の満足感があるのは、このカレーフィリングのたっぷり感があるからなのだろう。

136円という価格は通常のカレーパンと比べて多少高めに感じられるが、カレーパン好きな人は機会があればぜひ一度試してほしい一品といえる。

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