毎日一度はお米を食べている人は約8割

2008年10月23日 06:30

お米イメージ情報サイト「ブロッチ」などを展開するアイシェアは10月22日、お米やご飯、炊飯器に関する調査結果を発表した。それによると毎日少なくとも一度はお米を食べている人は全体の約8割に達していることが明らかになった。小麦粉の高騰などでお米の価値が再認識される昨今、多くの人が日課のごとくお米を口にしているようだ(【発表リリース】)。

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今調査は10月8日から10月10日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員に対して行われたもので、有効回答数は402人。男女比は52.0対48.0。年齢構成比は20代11.4%、30代50.7%、40代29.6%、その他8.2%。

今調査結果では炊飯ジャーの有無やそのメーカー、無洗枚か精白米などについて尋ねているが、今回はどの程度の頻度でお米を食べているかという項目にスポットライトをあててみることにする。結果としては全体では約8割にあたる80.8%もの人が「毎日一度はお米を食べている」と回答している。

お米を食べる頻度
お米を食べる頻度

性別・年齢階層別の差異はほとんどなく(「その他」年齢層は回答母数が33しかないため、ぶれが生じている可能性が高い)、どの年齢・性別でも8割が「毎日お米モード」ということになる。

お米以外にも、パンやうどん・そば・ラーメン・スパゲティなどの各種めん類、そして最近ではシリアルなども主食といえる。これら多種多彩なライバルを押しのけ、少なくとも一日に一度以上はお米を食べる人が8割を占めているのは、まだまだお米・ご飯が日本の主食に他ならないと実感できるデータではある(もちろん「毎食お米・ご飯」ではないため、パンやめん類を並行して食べているのだろうが)。

お米イメージ主食のお米(ご飯)といえば白米・玄米など米の種類以外に、白飯・チャーハン・混ぜご飯・ピラフ・ドライカレーなど、さまざまな調理方法が考えられる。これらはすべて「お米」ということになる。そして食事を意味する「ご飯」が、同時にお米を炊いて作ったものをも意味することから、いかに日本人にとってお米・ご飯が食生活に浸透しているかが分かる。

忙しさや道具の整備などから、調理が簡単な(インスタント系のものが豊富に取り揃えられている)パンやめん類の方を好む人の気持ちも分かる(【手間と時間が「朝食ご飯」のウィークポイント】)。しかし一週間に一度以下しかお米を食していない人が5%近くいるのは、お米愛好家である当方としては少々悲しいものもある。もう少し、昔から日本人にとって身近な存在であるお米を愛してほしいものだ。


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(最終更新:2013/08/02)

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