バランス栄養食品で一番好きな味はオヤツでも人気の高いアレ

2008年06月26日 08:00

チョコレートイメージインターワイヤードが運営するネットリサーチ会社DIMSDRIVEは6月25日、バランス栄養食品に関する調査結果を発表した。それによると、「バランス栄養食」で好きな味のタイプのトップには「チョコレート」が選ばれた。次いで「チーズ」「プレーン」が上位についており、この3種類が「人気味わい三トリオ」といえるだろう。また全般的に高栄養食品や果物系の味に人気が高く、野菜系の人気は低いという結果も出ている(【発表リリース】)。

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今調査は4月16日から24日までの間、インターネット経由で行われ有効回答数は8477人。男女比は男性対女性が46.4対53.6。年齢階層比は30代がもっとも多く36.4%、ついで40代30.2%、20代13.9%など。職種区分では会社員が39.6%ともっとも多く、ついで専業主婦・主夫の21.3%、パートやアルバイトの12.6%など。

バランス栄養食品を食べたことがある人に対し「好きな味のタイプ」を複数回答でたずねたところ、次のような回答が得られた。

バランス栄養食品で「好きな味のタイプ」
バランス栄養食品で「好きな味のタイプ」

半数近い人が「チョコレート味が好き」と答えている。アイスクリームをはじめとするお菓子などでも、そのまま素の味(あるいはバニラ)と比べて「ちょっとポイントが高いぞ」的なポジションに位置する「チョコレート」。バランス栄養食でも素のタイプより1レベル上の味わいとして認識されている。

次いで「チーズ」「プレーン」がランクインしているが、これらは「積極的な好み」というよりは「常日頃食べている」「もっとも良く見かけてつい食べなれてしまう」といった思惑が強いと思われる。元々素の味を示す「プレーン」、そして栄養たっぷりというイメージの強い(そしてあえていえば「カロリーメイト」で印象深い)「チーズ」は、「気がつけば好きになっていた」のだろう。

一方、「健康」「バランスの良い食事」などのキーワードでは欠かすことが出来ない果物・野菜という観点で見てみると、果物が比較的上位についているのに対し、野菜が下位にとどまっているのが分かる。食事というよりはおやつ的に食べることが多い「バランス栄養食品」(※別設問で食べる状況を尋ねたところ、「小腹がすいたとき」53.2%、「おやつ・間食として」42.5%、「食事をとる時間が無いとき」29.1%などの結果が出ている)は、好き嫌いでもお菓子系の「チョコレート」がトップに立つだけでなく、野菜よりもデザート系の果物に人気が集まるようだ。


タイトルでは「オヤツでも人気のある」という表現を用いたが、【気分転換のお菓子、ナンバーワンは!?】【「毎日間食」女性は4割、チョコレートが大好き!】にもあるように、おやつ・お菓子ではチョコレートがダントツの人気を誇っている。そして「バランス栄養食品」は食事の補完というより「おやつ」「小腹を満たすため」に食している人が多い。

「バランス栄養食」も「食事の一種」というより「新しいスタイルのおやつ」としての意味合いを強く持たせ、その上で味わいを考えてもらうと、もっと人気が高まるのかもしれない。

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