気がつけば袋は空っぽ!! 無性に食べたくなる子ども向けのお菓子ランキング

2008年06月21日 12:00

懐かしお菓子イメージ検索エンジンgooにおいて実施されていた【無性に食べたくなる子ども向けのお菓子ランキング】の結果発表が行われ、第一位には「かっぱえびせん」がついた。「やめられない、とまらない」のは大人も子どもも同じようである。

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今調査は5月21日から23日、gooリサーチのモニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したもの。有効回答数は1072、男女比は1対1。年齢階層比は30歳代がもっとも多く31.81%、ついで40歳代27.52%、20歳代12.87%など。

単価が安く、味があまりにも大げさ・大ざっぱな子ども向けのお菓子。しかし大人になってもあの味わいを忘れることが出来ず、大人買いをしたり、あるいは少量でも口にしたくなるもの。普段は食べることは無くとも、ふと味わいたくなる「子ども向け」とされるお菓子のランキングのトップには「かっぱえびせん」がついた。「やめられない、とまらない」のキャッチコピーと共に、さくさくとした歯ごたえのライト感覚なおせんべい。ほどよい歯ごたえと軽い質感に、自分がどれだけ食べているのかも忘れ、気がつけばあっという間に一袋を空にしてしまう危険性を持つ(笑)。

第二位には「プッチンプリン」がランクイン。「かっぱえびせん」とは別の傾向のお菓子(というよりスイーツ)だが、カスタードプリンとは異なる、むしろゼリーに近い独特の堅さや甘みは、子どもはもちろん大人のハートもわしづかみにする。最近では【プッチンプリン ハッピー】に代表されるような、さまざまなバリエーションのものが発売され、多くの人の味覚を堪能させている。

以下「ベビースターラーメン」「うまい棒」「チョコボール」など、大のおとなが喜び勇んで買い集めると、ちょっと他人の目が気になるような商品が上位についている。それでもそれらのお菓子が好かれているのは、子どもも大人もとりこにしてしまう、不思議な魅力があるからなのだろう。

なおランキングを見ていて気になったことが二つほどあるので、蛇足ながら付け加えておく。一つはかっぱえびせんなどメジャーどころのお菓子がランクインする一方、チョコフレーク、じゃがりこ、キャラメルコーンなどの名前が見当たらないこと。指摘されてみれば「ああ、そういえば!」と思う人も多いはずだ。メジャーどころの共通認識がある一方、個別のお菓子に対する思い入れは人それぞれ、ということなのだろうか。

もう一つは「和菓子」がきわめて少ないこと。「日本で作られたお菓子はすべて和菓子」と定義すればこれらはすべて和菓子になるのだが、世間一般の「和菓子」とは昔から見かけている伝統的なお菓子であり、例えば「かりんとう」「まんじゅう」「きんつば」などを指す。これらの和菓子がなぜランクインされていないのか、よくよく考えてみると「子ども向けの量産化・ブランド化された和菓子はほとんど存在しない」ことに気がつく。

「かっぱえびせん」は「えびせんべい」のようなものだから、和菓子の一つ「おせんべい」と同じようなものだが、プリンやラーメン、うまい棒、チョコボール、ポテトチップスなどはすべて洋菓子といえる。子ども向けのお菓子に洋菓子が多いのは、「西洋風のものにあこがれる」という日本人ならではの慣習も理由の一つなのだろう。あるいは単に「和菓子より洋菓子の方が甘さをはじめとして味が強烈なものが多く、子どもにも深い印象を与えるから」なのかもしれないが。

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