ふと見れば思い当たるものばかり・ついついたまっていくものランキング

2008年05月12日 06:30

時節イメージ検索エンジンgooにおいて実施されていた【ついついたまっていくものランキング】の結果発表が行われ、第一位には「ポイントカード」がついた。自分ではその場その場で「ためている」つもりでも、いつの間にか忘れてしまい「ついついたまって」いってしまうものたち。指摘されれば「なるほど」というものばかり。

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今調査は2月21日から22日、gooリサーチのモニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したもの。有効回答数は1052、男女比は49.33対50.67。年齢階層比は30歳代がもっとも多く30.99%、ついで40歳代の26.62%。

トップについた「ポイントカード」とはお店ごとに用意されている「○○円お買い上げごとに1ポイント加算」でおなじみなアレ。昔はラジオ体操の参加票よろしく「判子を一つ一つ押していく」タイプがほとんどだったが、今ではキャッシュカード形式や上書きが何度も出来るプラスチックスカード形式のものが主流。

とはいえ記録形式が変わっても、ひんぱんに足を運ぶ店でなければ「特典を受けられる下限」にまでポイントが達することは滅多にない。結果として財布の中には各店舗のポイントカードがぎっしりと詰められることになる。「お店間でポイントを融通、あるいは統合できれば……」と思うのが人の常だが、それでは結局通常の通貨と同じになってしまう。このあたりの悩みは電子マネーと共通するものだろう。

第二位には「ショッピング袋」。コンビニやスーパーなどでお買い物をした時に、商品を詰めるのに使われるあのビニール袋のこと。最近では地球環境問題と関連して、自前で買い物袋を用意して(エコバック)、ショッピング袋の利用を避けようという動きが見られるが、全般的にはまだまだ利用は多い。買い物回数が多い人ほど袋の量も増えてくることになる。とはいえ、この袋、基本的に燃えるごみとして捨てることができるので、ゴミ袋(直接、あるいはゴミ箱の内側にかぶせる)や商品の小分けなど、色々と応用が利くので便利なアイテムでもある。単に無駄だと毛嫌いすることなく、有効的な活用法を考えるのも「エコ思考」の一つだろう。

第三位は「クリーニング店のハンガー」。こちらは最近多くのクリーニング店ではお店に返却するごとに割引をしてくれる制度が導入されている。クリーニング店の利用頻度が高い人なら、割引制度を使わない手はない。もしそうでなければ……定期的に捨てるしかなさそう。

第五位の「薬味」や第八位の「輪ゴム」などは思わず「あるある」とうなづいてしまうもの。もらった時、あるいは商品から取り出した時には使いそびれて「捨てるのもったいないしいつか使うだろう」とばかりに冷蔵庫の小物入れや台所の引き出しに入れて、いつの間にやら歴史モノになってしまう。生ものと比べれば賞味・消費期限は長いものの、いつ頃もらったのか分からないもので山盛りになるのを目の前に「貯金じゃないんだし……」と頭を抱えることも何度と無くあるはず。こんな時、整理術的には「きっぱりとまとめて捨ててしまう」のが一番。要は部屋の片付けと同じ「使わないものは要らないもの」の考え。

中の人がFPでもある当方の立場からすれば、第四位の「レシート」や第十位の「1円玉」には要注意。これらを「不要なもの」と考えているようでは、お金持ちになることはできない。「レシート」は捨てずにノートに貼り付けるなどして保管し、家計簿あるいは小遣い帳などに記録して自分のお金の使い方を確認できるようにする。そして1円玉も立派なお金。お財布がふくらんで邪魔、というのならこまめに貯金箱に移せばよい。【ペットボトルがカウンター付1円貯金箱に・タカラトミー『人生銀行ONE』発売】で紹介したような、1円玉専用の貯金箱(製作用ツール『人生銀行ONE』だってある。そして「ちりも積もれば山となる」。量がたまったら銀行なり郵便局に持参し、貯金すればOK。

積極的に意図しなくてもたまっていくこれらのアイテム。むしろ逆に「ためている」と再認識して、有効活用を考えてみてはいかがだろうか。生活がより一層楽しくなるに違いない。

……ちなみに「気苦労」とか「肩こり」とか「心配」、そして「思い出」、さらには「脂肪」などは「たまっていくもの」には入らなかった……んでしょうな(笑)。趣旨がちょっと違うか。

(最終更新:2013/09/07)

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