ペットボトルがカウンター付1円貯金箱に・タカラトミー『人生銀行ONE』発売

2007年06月20日 06:30

『人生銀行ONE』イメージ【タカラトミー(7867)】は6月19日、装着するだけで使用済みペットボトルをデジタルカウンター付の貯金箱に変えてしまうアイテム、1円硬貨専用カウンター『人生銀行ONE』を発売すると発表した(発表リリース、PDF)。999円(税込み)で6月28日から発売。

スポンサードリンク

すでに【やっぱり貯金はシンプルに貯金箱、でも楽しくためられるといいな……いまどきのアイデア貯金箱事情】でもお伝えしたがタカラトミーの貯金箱『人生銀行500』は、昨今の貯金箱ブームの火付け役として名を知られている。

今回発表された『人生銀行ONE』はその『人生銀行』のシリーズ商品の一つ。ペットボトルに取り付けるようにした、1円玉をカウントする機器。利用者は手持ちの使用済みペットボトルにこの『人生銀行ONE』を取り付けることで、自分だけの小銭貯金箱を作ることができる。

人生銀行ONE
『人生銀行ONE』。自前のペットボトルに取り付けるだけで、カウンター付1円玉貯金箱に早代わり

『人生銀行ONE』のカウンターは4桁まで。リセットボタンを押せばカウンターはゼロに戻る。「気楽に貯蓄を」とのコンセプトから、カウント対象を1円玉とし、サイズも5センチ四方の立方体に納めた。なお、500ミリリットルサイズのペットボトルなら500枚、1リットルサイズなら約1000枚ほどの1円玉が入るとのこと。

タカラトミー側ではこの『人生銀行ONE』について「1円硬貨で気軽に貯金ができる“低価格で取り組みやすい商品”として、小学生からお年寄りまで幅広い層に受けいれて欲しい」としている。

なお「1円貯金」には自前の貯金箱以外に募金用の貯金箱としての使われ方も容易に想定できる。今回の『人生銀行ONE』では、東京世田谷区の「下北沢南口 商店街振興組合」が街を挙げて推進している美化活動「下北沢落書き消し隊」(シャッターや壁面になされる落書きを消すボランティア活動)において、基金を募る際の募金ツールとして導入が決まり、下北沢の店舗に6月下旬から設置されるとのこと。

本家『人生銀行』のようにお金を貯めるごとにイベントビジュアルが表示されるなどのお遊び要素はないが、ペットボトルに取り付けられるタイプの「1円玉を自動的にカウントしてくれる機器」という発想はなかなか面白い。どこまでニーズがあるのか、見てみたいところだ。

(最終更新:2013/09/08)

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ