【更新】やっぱり貯金はシンプルに貯金箱、でも楽しくためられるといいな……いまどきのアイデア貯金箱事情

2007年01月11日 20:05

貯金箱イメージ今日(1月11日)の朝に放送されたNHKのニュース番組内コラム[まちかど情報室]で気になるテーマが取り上げられていた。そのテーマとは「楽しくたまるアイデア貯金箱」というもの。一月も半ばに達したが、「今年こそは貯金を」と考えている人のために、楽しくお金を貯められるギミックが用意されている貯金箱が色々とテレビに映し出されていた。別件で「いつかは再紹介しなければ」というアイテムもあわせ、今回まとめてみることにする。貯金をしている20代のうち30%ほどの人が貯金箱を使っているという話もあり、それなりに興味のある人も多いことだろう。

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ATMっぽい貯金箱「MYパーソナルATM2」
最初に紹介されたのは、卓上のATMの形をした貯金箱『MYパーソナルATM2』。夫婦団らんの中で子どもが熱心にATMの形をした貯金箱にお金を入れるシーンが映し出されていた。小銭を入れるたびに本物のATMのような「ちゅいーん」という音がするのがいかにもそれらしい。信じられない話だが今までに50万台を売り上げたヒット商品だという。

硬貨を入れると自動的にその種類を表示し、その合計額が液晶画面上に表示される。貯金したお金を取り出すときは専用のカードを入れて暗証番号を入力しなければならないという本格的なもの。お母さんにこっそりと「借りられる」心配もないわけだ(笑)。

交わされた親子の会話が、この貯金箱の魅力を語っている。

子ども:カードを入れてお金が出てきたりしまえたりして、そういうところが面白い。
親:子どもがお金の管理をするところでは、(この貯金箱は)いいかなと思ってます。


東急ハンズでも貯金箱コーナーにアイデア商品が
続いて紹介されたはの東京渋谷の東急ハンズ渋谷店。ここには100種類ものアイデア貯金箱が専用コーナー内に用意されているとのことだが、その中でも人気の高いものが紹介された。中でも笑えたのが、お金を入れるとメロディと共に歩き出す『歩くメロディー貯金箱チャージーブー』。曲はなぜか東京スカパラダイスオーケストラの「Down Beat Stomp」だったりする。「なんでやねん」とツッコミをしたくもなるが、同時にその歩き方のあまりにものほほえましさについつい朝から笑ってしまった。

他にも硬貨の大きさで種類別に選別して貯金してくれるという器用な作りの『選別銀行とりだし君』や、厚手の本の形をしているものの中には500円玉が埋め込める穴がたくさん開いていて、それに一枚ずつすごろくのように500円玉をはめ込むことで旅行気分も味わえるという「貯金本」こと『10万円貯まる本 世界一周版』などが紹介されていた。店員いわく、「最近のものは常にいくらたまっているのか把握できたり、音や動きに工夫があって楽しみながら貯金ができるものが人気」とのこと。

あの「人生銀行」も
さらに紹介されたのは、先に【「キューブワールド」にライバル現る? 貯金で棒人間の「棒」生を観察、「人生銀行500」11月15日発売】でもお伝えした、棒人間の人生を体験しながら貯金ができる『人生銀行』。詳細は先の記事を読み直していただきたいが、要は貯金をするごとに貯金箱の中に住んでいる棒人間がさまざまなアクションをし、貯蓄額が増えるにつれて裕福になっていくというもの。ゲーム性も兼ね備えていて、色々と楽しめる内容。番組で使用している夫婦は「住民が豊かになっていくのを励みに貯金している」「今つらそうなんでね、彼が。早く生活を楽にしてあげたいと思ってます。成長を見ながら二人で楽しくお金をためられるところがいい」とコメントしていたのがほほえましい。

この人生銀行、実はすでに当サイトで紹介後、当方(不破)自身も購入し、先日からトップページサイドメニュー下部でこっそり体験記を挙げている。体験記、といっても時々写真を差し替えるだけのものだが、今後も生暖かく見守ってやってほしい。実物を使用した限りでは、それなりに面白みはあるのだが、イベントがほとんどテキストメッセージだけだったり、液晶がやけに暗いなど、「パート2では改良してほしい」点も結構見受けられた。それが少々残念かも。

将軍家の御用金用!?「葵の御紋」貯金箱
最後に紹介するのは、最初にあげた「MYパーソナルATM2」の前作「MYパーソナルATM」の派生バージョン『マイパーソナルATM 将軍家御金蔵』。以前[iza]で紹介されていた、ちょっと気になる貯金箱(これは今回の番組では紹介されていない)。

仕様は普通のATM型貯金箱と変わらないが、見た目が将軍家御用達のような豪華絢爛なビジュアルで、威圧感さえ感じられる。床の間に、壷の代わりにおいてもしっくりくるような、そんな感じだ。写真を見る限り、取り出す時のカードも葵の紋章が描かれており、おごそかな気分になる。


貯金をするためにはもちろんそこに入れるお金を稼がねばならない。貯金箱を買うお金がかかって、貯金が出来なくなってしまったなどという小噺ではないが、正直なところ貯金をするだけなら空き瓶や空き缶でも十分ことは足りる。だが、どうせ貯金するのなら楽しみながら貯めていきたいという気持ちも分かる。何らかのリアクションがあったり、遊び心に触れながらお金を貯めた方が、単に硬貨がたまっていくだけよりも嬉しい気分になれるからだ。

こういうちょっとした「おもしろアイテム」も、生活のうるおいを与えてくれるものとして大切にしたいものである。

(最終更新:2013/09/14)

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