名古屋名物「えびふりゃあ」をアイスで満喫!?

2008年05月10日 12:00

えびふりゃあアイスイメージ抹茶を主にした手造り和風デザートの製造・卸販売を行っている【茶っきり娘】は5月9日、「アイスの日」に合わせて「えびふりゃあアイス」の発売を開始した。カップ入りが400円、専用の陶器入りが900円。えびフライに見えるマジパンがアイスの上に添えられ、「天丼アイス」の様相を呈している。

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「えびふりゃあアイス」
「えびふりゃあアイス」

名古屋といえば名古屋コーチンやういろう、味噌関連商品と共に「えびふりゃあ」ことえびフライが名物として知られている。今回発売された「えびふりゃあアイス」はまさにそれをモチーフにしたもので、見た目は「アイス天丼」ならぬ「アイスえびふりゃあ丼」。

アイス本体部分は「えび」と相性の良い三重県奥志摩産の真珠の塩アイスに国産の干しえびをふんだんに練りこんだとのこと。そしてえびそのものは本物のえび……ではなくマジパン(ドイツのリューベックの名物として知られている、砂糖とアーモンドを挽いて練ったものをあわせた餡子のような食感のある菓子)を材料に作られた造形で、アーモンドの粉をまぶして「ころも」を表現している。

今回発売されたのは、通常のカップ入りのものと、専用の陶器に収められたものの二種類。カップ入りはかろうじてアイスの雰囲気が残っているが、陶器入りの方は天丼、あるいは豪華な茶碗蒸しの雰囲気すらある。

同社はこれまでにも「ひつまぶし丼」「みそカツ丼」「名古屋コーチン・エッグ」「手羽先」「きしめん」など名古屋名物をモチーフにしたアイスクリームを続々と世に送り出している(【一覧はこちら】)。地域の特性を見事に活かした造形として、国内外を問わずお土産として非常に喜ばれるだろう。また、サプライズパーティーや相手を(良い意味で)びっくりさせたい時の有力候補にもなりえる。特にえびの可愛らしさは女の子にウケることだろう。

ちなみにやや余談になるが5月9日が「アイスクリームの日」なのは1869年に日本で初めてアイスクリームが製造販売されたことを記念してのもの。咸臨丸で渡米した勝海舟に同行した町田房蔵が、横浜馬車道通りに開いた「氷水屋」で氷と塩とを用いて、日本で最初のアイスクリーム「あいすくりん」を発売したことに始まる(【アイスクリーム協会】)。1965年に日本アイスクリーム協会が「5月9日はアイスクリームの日」として制定した。この日は他にも多くのアイスクリームチェーン店がキャンペーン(例えばサーティワンの募金イベント「フリースクープナイト」など)が開催されている。


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