ゲームソフトランキング更新、手のひらの中のハンティングワールドがトップに

2008年04月06日 19:00

ゲームイメージメディアクリエイトが発表した3月24日~3月30日の【週間ソフト・ハードセルスルーランキング】によれば、今回計測週のトップの座についたのは一週間足らずで出荷100万本を突破した脅威のハンティングゲーム『モンスターハンターポータブル 2nd G』だった。『ディアブロ』形式のハンティングゲームシリーズとして、プレイステーション2などでも発売されているが、むしろ携帯ゲーム機としてのPSPで大いに人気を高め、いまやPSPの代表的なタイトルの地位を占めている作品。【6日間で100万本! 「モンハン」最新作『2nd G』がシリーズ最速のミリオンセールス達成】でも報じたように、売れ行きは絶好調。続編が出るたびに(他のゲームでよくありがちな)駄作化に陥ることなく、ファンと新規参入者双方のハートをつかんでいる証拠だろう。

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第二位には、前回トップから一つポジションを落としてしまったもののまだまだ堅調な『ポケモンレンジャー バトナージ』が。勢いとしてはこれまでの『ポケモン』関連タイトルとほとんど変わらないのだが、今回は相手が悪かった。むしろ次週以降、どちらが上位を占めることができるのか、そちらの方が気になるところでもある。

第三位はこちらも新作の『機動戦士ガンダム00』がランクイン。原作そのもののストーリーの関係もあり(原作は先日最終回を迎えている)、ゲーム中でも詳しい物語の展開を期待すると少々肩透かし。ただDSにしてはグラフィックが良く出来ていることや導入がしっかり作られていることなど、ゲームそのものとしての評判は悪くない。ただ対戦が出来ないことを残念がる意見も多い。

第四位にはもはや上位のおなじみ様となった『Wii Fit』が。ゲームというより「エンタテインメント」としてのソフトだからこそ、ここまで長きに渡り売れ続けているのだろう。4月から始まった特定健診にあわせ、メタボ関連の機能を強化した特別編などを出せば、さらに売れるかもしれない。

今週は先週に続き新作が相次ぐ喜ばしいランキングとなった。トップの「モスハン」は別格だが、その他の新作タイトルもそれなりに販売本数を伸ばしている。春休みだから遊ぶ時間が長くなり、財布のひももゆるくなる、というのもあるのだろうが、陽気に誘われて良作ソフトが相次ぎ世に送り出されるのは、気分的にも心地よいものがある。次週以降は新年度に突入することになるが、先々週・先週の流れを受け継いでほしいものだ。


(最終更新:2013/08/16)

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