先物の夜間取引「イブニング・セッション」1時間延長へ

2008年04月23日 12:00

【大阪証券取引所(8697)】は4月22日、昨年9月から始まった「イブニング・セッション」において、取引時間を現行の「19時まで」のところを「20時まで」に延長することを明らかにした。投資家の意見を聞いたうえで今年10月をめどに実施する(【発表リリース】)。

スポンサードリンク

「イブニング・セッション」は【大証、24時間取引の実現を2010年度までに目指す】でも触れているように、株価指数先物・オプション取引の取引を16時半から19時までにおいても行うもの。今回はこの終りの時間を1時間延長して20時にするという。

延長の理由について大証では「個人投資家を中心としてイブニング・セッション取引時間の更なる延長を要望する声が寄せられていることから、当該ニーズを満たし、更なる投資家の利便性向上の観点」から、と説明している。

元々大証では中期経営計画の中で、海外取引所との連携の意味合いも含めて最終目標として24時間取引を目指しており、今回はその流れの中での一つの動きと見られる。今後開場時間が長くなれば、事件や事故、要人の発言や各種発表に即時対応した取引が可能となるため、いっそう世間の流れに密着した値動きをすることになるだろう。

もっとも参加している投資家の健康状態も気になるところではあるが。


(最終更新:2013/08/07)

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ