ストレス社会ニッポン・8割が「日頃ストレスを感じている」

2008年03月23日 19:30

時節イメージマイボイスコムが発表した調査結果によれば、日常生活において何らかのストレスを感じている人は全体の約8割に登ることが明らかになった。中でも「人間関係」で感じるストレスがもっとも多く、人付き合いの難しさがプレッシャーを与えているようすがうかがえる(【発表リリース】)。

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今調査はインターネット経由で3月1日から5日の間に行なわれ、回答者数は1万4773人。男女比は46対54で、年齢階層比は30代38%・40代29%・50代17%など。

日頃感じているストレスの度合について尋ねたところ、「とても」「やや」をあわせた「ストレスを感じている」派は8割近くに登っていた。

日頃ストレスをどれほど感じているか
日頃ストレスをどれほど感じているか

特に「ややストレスを感じている」だけでも過半数に達しているのが注目に値する。逆にストレスを感じていないとの回答者は2割強しかいなかった。

それではどのような状況、場面、問題でストレスを感じるのか。ストレスを感じる時について複数回答で、さらに「もっとも」感じる時について一つだけ答えてもらったところ、両方において「職場や仕事上・学校での人間関係」と答える人がもっとも多い結果となった。

多くストレスを感じる場面(複数回答、上位のみ抽出)
多くストレスを感じる場面(複数回答、上位のみ抽出)
「最も」ストレスを感じる場面(単数回答、上位のみ抽出)
「最も」ストレスを感じる場面(単数回答、上位のみ抽出)

「職場や仕事上・学校での人間関係」「金銭面」「家族や子どもとの関係、家庭環境」がトップ3で固定されており、特に「職場や仕事上・学校での人間関係」でストレスが大きいと感じている人が多数を占めているのが分かる。


一日の生活の上でもっとも長い時間を過ごすことになる仕事場や学校。相手が(同僚や同級生であっても)家族や肉親ではなく「赤の他人」である以上、相手の想いや気持ち、行動を理解するのは非常に難しい。しかしそれらの場における人間関係は、社会的生活を営む「人間」には欠かせないものにも他ならない。

適度なストレスはプラスだが
過度のストレスは負担になる

従来なら子ども時代から周囲の社会環境の中で他人と触れ合い、失敗を重ねて経験を積むことで、自分なりの個性を確立する。そして相手とのやり取りを学び、社会性を身に付けていくもの。もちろん大人になっても新しい出会いがあればその時その時で対応を学び、習得する必要がある。まさに「日々是学習」「毎日が未体験フィールド」に他ならない。

また、適度なストレスは限界の枠を広げ、自分自身の能力と可能性を広げる役割も果たす。運動後の筋肉痛が、体の各部位の成長の証しであるのと同じである。

・自分の「立ち位置」の見失い
・正社員の減少による職場内の
結びつきの弱体化
・仕事や勉強そのものの負担増大

しかし今回のデータを見る限り、特に「職場や仕事上・学校での人間関係」でのストレス(負荷)が多すぎるような気がしてならない。理由は色々考えられるが、設問中の他の項目との共通点や、先の【月曜日を迎えるのがブルーな気持ちにならない8つの秘けつ】で触れているように「仕事場や学校における自分自身のポジションを見失っている」、年功序列制が過去のものになると共に正規雇用社の割合が減り職場内での人同士の結びつきが薄くなっている、仕事そのものがキツくなり他人への気配りをする余裕が無くなりつつあるのかもしれない。

過度のストレスは自分自身にマイナスとなるばかりか、周囲にもよくない影響を及ぼす。しなやかに曲がる竹も、あまり力を入れすぎるとポキっと折れてしまう。自分の心が折れないように、ストレスを貯めすぎないよう気をつけ、「まずいかな」と思ったら自分の心を休ませる習慣を身に付けるようにしよう。

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