月曜日を迎えるのがブルーな気持ちにならない8つの秘けつ

2008年03月23日 19:00

仕事でブルーイメージ将来のことを考えたり自分自身にプラスとなると理解していれば、学校や仕事の日常生活に復帰する月曜の到来は、さほど苦にはならないはず。しかし実際には勉強や仕事に向かい合うことを考えさせられる日曜の夕方に、気持ちのブルーさを覚える人も多い。そんな人たちに向けたメッセージが【iVillage(msnbc.com経由)】に掲載されていた。いわく、「仕事の日々をブルーに感じさせない8つの秘けつ(8 tips to beat the workday blues)」。多少意訳の上自分なりの解釈もあわせ、ここに紹介してみることにする。

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●1.笑うことを学びましょう(Learn to laugh)

「笑う門には福来る」。ユーモアを持って物事に接すれば、ストレス解消にもなるし脳の活性化にもつながる。周囲との触れ合いを欠かさずに楽しいと思うことを維持し、皮肉的な考えを持つのを止めよう。

●2.不平不満を口にしよう(Complain)

ストレスの吐き出しは必要。しかし単に愚痴をこぼすのでは何にもならない。口にしたことに責任を持ち、周囲への思いやりを配慮したものであるのなら、それは単なる愚痴ではなく「状況を変革しうるための意見」足りうる。

●3.根を詰めて働くのではなくスマートな仕事のスタイルを(Work smarter, not harder)

時間管理と組織運営を使いこなし自身の長所を活かそう。要はしっかりとしたスケジュール管理で自分の時間を有益に使いこなそうというもの。働き尽くめではなく、適度な休憩時間も重要。

●4.安全と快適さを大事に(Focus on safety and comfort)

仕事で満足感を得るには、安全性と快適さと十分な経営資源が必要。ゆったりとした椅子や明るくて広々とした仕事場は、やる気や達成感を段違いなものにしてくれる。自分の体が求めているものをしっかりと体現し、快適な仕事空間を作り上げるべき。花や植物、家族の写真などもあるとポイントが高い。

●5.自身の目標と満足感を明確化しよう(Define your own success and satisfaction)

目標達成イメージ情報化、分業化が進んだ現在では自分自身がどんな仕事をしているのか、何のためになるのかなどが分かりにくい。だから達成感を得ることができず、仕事に対して後ろ向きになってしまう。「分かりにくい目標を持つ仕事は、成功の定義も難しく、そして成功しがたいものとなる」という話もある。この問題への解決法は、自分自身で短期的な、分かりやすい目標を作ってしまうこと。そしてその目標を達成したら、それが出来た自分に誇りを持つこと。「実践目標は小刻みに」。

●6.個人の「ゴール」の明確化(Focus on a personal goal)

「5.」と似たような話だが、自分で「ゴール」となる区切りを作り、それを果たしたら何らかの「ごほうび」を自分に与えるようにする。そうすれば仕事は、その「ごほうび」を得るために必要なものとなり、意味を与えられるものとなる。

●7.一日の大部分を「自分自身の時間」と考えるように(Make the most of your days off)

To Do List(やらねばならない事柄のチェックリスト)を仕事関係の案件で埋め尽くさないように。自分自身のプライベートな行動を(頭の中だけでも良いから)書き連ねる。友達への訪問や睡眠、運動などなど。自分の自由な時間をイメージをすれば、一日の生活がカラフルなものになる。チェックリストを見て「仕事へ縛り付けられた自分」を再確認し、気持ちがますますブルーになるようなことは避けねばならない。

●8.「仕事なんて辞めてやる」と想像する(Quit your job (just kidding))

上司に向かって「こんな仕事なんてやってられるか」と仕事を突っ返す「想像」をすることはいつでもできる。想像は健康を維持するための良いはけ口に他ならない。空想は想像力を生み出し、物事のもやもやや仕事の上でのブルーな気持ちを吹き飛ばす方法を見つけ出してくれるに違いない。


歯車イメージ「5.」のところで触れられているが、特にIT化と分業化が進んだ昨今においては、自分自身が仕事として与えられた作業が「世の中のどんな部分に貢献し、会社にとってどのような便益をもたらし、何を作り出し、人のためになるのか」が分からず、単純に「与えられた労働をこなしているだけ」という想いが大きくなっている。学校での勉強ならなおさらだろう。

いわば「ネジや歯車化した自分」を見てしまい、やる気がそがれてしまうのに違いない。まさにチャップリンの名作『モダン・タイムス』で単純工程作業を繰り返すことで主人公が機械のようになった錯覚におちいり、自分を見失ってしまうかのようである。これではやる気も出ず、月曜日を迎えるのがブルーになる気持ちも分かるというもの。

「自分は歯車ではなく一人の人間なんだ」と自覚を持つ。同じサイクルで同じ場所をぐるぐる回るだけの歯車ではなく、自分なりの目標を自ら設定し、それを果たすことで「達成感」を得る。その積み重ねが自分自身の気持ちを充実させ、気分も能力も向上させることができるのだろう。

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