「NHK時計」とは午前7時や午後7時、正午などの少し前にテレビ画面登場し、きっかりの時間を教えてくれるもの。画面いっぱいに広がる横長のだ円形の底板の上に、黒字に白の数字板が配されたオーソドックスなアナログ時計は、ある意味「日本でもっとも知られている時計」といえる。2006年10月には【NHK、あの「時計」や放送中の番組案内のブログツールを提供開始】にもあるようにブログパーツとしても登場し、その後携帯版なども展開、さらに多くの人の脳裏に「NHK時計」を浸透させた。

今回発売されるのは、NHKの関連会社NHKエンタープライズ提供によるもの。同社は他にもNHK関連の商品を多数発売している。現在は「在庫なし」と表示されているが、近々発売されるものと思われる。【木目版はこちら】【青版はこちら】になるが、価格は税込みで1万0290円、サイズは260×305×45ミリ、クオーツ仕様で1年間の保証、単三電池1本を使用とのこと。前面はガラス、裏面はプラスチックを素材とし、青版は木枠部分がアンダー銀色塗装、木目版はアンダー薄茶木地塗装が施されている。製造そのものはセイコークロックによって行なわれている。

正直、単なる壁掛け時計としてはお値段は高め。しかし「あのNHK時計」となれば話は別。応接間など来客のある部屋に飾っておけば話のタネとして最適だし、大きな人生の転換点(例えば就職や入学)の際の贈り物としても「あ、あのNHK時計だ!」と大変喜ばれるに違いない。具体的な発売日はまだ記載されていないが、今年もっとも注目したい時計の一つといえるだろう。

(最終更新:2013/08/18)

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