「コインコロン」は【やっぱり貯金はシンプルに貯金箱、でも楽しくためられるといいな……いまどきのアイデア貯金箱事情】などでも紹介した、デジタル貯金箱『人生銀行』シリーズの新製品。初代の人生銀行が一周年を迎える12月28日を記念しての発売にもなる。これまでのシンプルなデジタル貯金箱とはうって変わり、意味もなくさまざまな仕組みを施して、それらが連鎖反応を起こして単純な物事を実行するという、『ピタゴラスイッチ(ピタゴラそうち)』(NHK教育テレビ内番組)や『めざマシーン』(フジテレビ内番組「めざましテレビ」)でよく知られている「からくり装置」(ルーブ・ゴールドバーグ・マシン、Rube Goldberg machines)を貯金箱に導入している。

コインコロン

「コインコロン」はすべての日本円通貨に対応。投入口から硬貨を入れると、特に深い意味もなくさまざまなギミックを通過し、それぞれの種類に振り分けられて貯金されていく。『ピタゴラそうち』や江戸時代に流行ったとされる「からくり玩具」を見ているかのような、アナログな仕組みの面白さについ見入ってしまうかもしれない。

製品自身は一つのスタイルではなく、パーツで細分化。パネルを縦横自由に接続してその上に通貨の通り道や仕掛けを自分自身で設置し、オリジナルのギミックを作っていくことができる。

パネルは3通りのスタイルに設置可能。そのパネルの上にそれぞれの「仕掛け」を配置できる

これまでの「人生銀行」と比べると多少場所を取るのが難点だが、「ピタゴラ」な装置が好きな人やデジタル系アイテムは少々苦手な人、さらにはこういった「仕掛け」に興味を寄せるであろう子どもには大いに受けるアイテムとなるだろう。さらに、無駄使いを防いでくれる効果もあるかもしれない。

(最終更新:2013/09/08)

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