数独の認知度、ゲームユーザーの7割近く

2007年11月07日 08:00

数独イメージ【Japan.Internet.com】が発表したデータによると、ナンプレ(数独)の認知度はコンピューターゲームで遊んだ経験のあるユーザーの7割近くにのぼることが明らかになった。

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「数独」とは数字を並べていく知的パズルゲームのことで、ルールも「縦・横の各列及び、太線で囲まれた3×3のブロックに同じ数字が入ってはいけない」というシンプルなもの。1970年代から米国のパズル雑誌が「ナンバープレイス」の名前で掲載を開始。日本のパズル会社【ニコリ】が、「数字は独身に限る(1桁の数字しか使えない。2桁だと2つの数字になり「独身」では無くなる)」というところから「数独」と名づけたのこと。

日本では大ブームにはいたらなかったが、その一方海外ではファンが個人サイトを作り、さらにイギリスのタイムズ紙に持ち込んだのがブームのきっかけとなり、大人気を博している。各紙が「SUDOKU(数独の英語表記)」紙の充実さを競い合い、教師向け雑誌で「頭に良いパズル」と紹介されたことも人気の後押しをした。アメリカでもそのブームはたちまち加熱し、クロスワード・パズルが広まった時以来の加熱ぶりだという。そして日本でも最近にいたり、じわじわとではあるが世間一般にもその面白さが浸透しつつある。

今調査は官公庁や自治体、民間企業に勤務する20~60代の男女331人に対して行なわれたもので、男女比は81対19。そのうちコンピュータゲームで遊んだことのある人は85.5%(283人)に達していた。

今回公表されたアンケートデータには「ゲーム機として使ったことのあるコンピュータ機器」「使用したことがある携帯ゲーム機のメーカー名」などが挙げられている。その中で「(コンピュータゲーム)数独(ナンプレ)を知っているか」という問いには、遊んだ経験のある無しを別にすれば7割近くが「知っている」と答えている。

「数独(ナンプレ)を知っていますか」(コンピュータゲームで遊んだ経験がある人に対して)
「数独(ナンプレ)を知っていますか」(コンピュータゲームで遊んだ経験がある人に対して)

認知度が7割近くというのは微妙な値だが、「知っているけど遊んだことがない」という人が4割強に登るのも驚き。ルールは多少ハードルが高い「と思える」かもしれないが案外簡単で、コツさえつかめば誰でも気軽にプレイできる。

すでに「数独」は携帯ゲーム機のDSやケータイ版もあわせ、多種多様な機種で発売、サービス提供が行われている。ルールが簡単で誰にでもすぐに挑戦でき、しかもそれなりに頭を使うのはポイントが高い。【三種のボードゲームが楽しめるブログパーツ】にもあるように無料で楽しめるブログパーツも提供されているし、タダで遊べる場も多数存在する。パズルが苦手、という人はともかく、簡単な思考系ゲームに興味がある人は、一度試してみると良いだろう。


(最終更新:2013/08/18)

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