幼稚園児でも6割弱がパソコン経験者! 子どものパソコン利用実態調査

2007年08月12日 12:00

親子でパソコンイメージ【日経パソコンオンライン】が8月7日に発表した統計データによると、自宅に子どもがいる家庭の約9割で、子どもがパソコンを利用していることが明らかになった。また小学生未満の幼稚園児・保育園児などに限っても、6割近い56%が(頻度はともあれ)パソコンを使用したことがあるという回答結果が得られた。使用方法は千差万別なれど、生活必需品となりつつあるパソコンに、幼少時から多くの子どもが触れている実態が明らかになったといえる。

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今調査は5月14日から22日までの間に日経BPのウェブサイト上で実施したもので、有効回答数は466人。対象となった子どもの男女比は237対229。ただし今件は「大人(親)から見た子どもの実情」であり、子ども自身の申告ではないため、「真相」と多少のずれが生じている可能性を考慮してデータを見る必要がある。

子どもの年齢を考慮せずに「子どもが自宅でパソコンを使っているか」と問い合わせたところ、「毎日のように使っている」が29%、「時々使っている」が33%、「ごくたまに使っている」が27%と、あわせて9割近い89%の子どもが「パソコンの経験・利用者」であることが判明した。最近では「パソコン」≒「インターネットへのアクセス」だから、これはそのまま「インターネットへの利用率」と見てもよいだろう(低学年でお絵描きソフトを使わせる場合などは除く)。

では学年別に見た場合、どのような違いがあるのだろうか。

学年別「パソコン利用頻度」。
学年別「パソコン利用頻度」。

幼稚園児や保育園児など未就学児童の場合にはインターネットへの直接アクセスではなく、先に例を挙げたような「パソコンに始めから組み込んであるゲーム」や「お絵描きソフト」、さらには「インストールしてもらったソフト」などを楽しんでいる可能性もある。その一方、親が付き添いの元、簡単なウェブゲームや情報収集(遊んでいるゲームの公式サイトでキャラクタの絵を眺めたり情報を手に入れたりなど)をしている状況も十分に想像できる。

いずれにしても、落書き帖で色鉛筆やクレヨンを使って絵を描いたり、百科事典で物事を調べるのと同じように、パソコンやインターネットを幼いときから「道具の一つ」として使う子どもが増えていることがうかがいしれる。

また、中高生ともなれば8割が高い頻度で使いこなし、使わない子どもはほとんどいない。これは教育現場・授業過程でもパソコンを使うことなどから、学習用・娯楽用として必要不可欠ツールな位置づけとなり、(個人向け、あるいは親と共有で)パソコンを使っているのだろう。

内閣府の調査では実に4割の小学生が「インターネットで宿題を調べている」という結果が出ている(【宿題もインターネットで調べる時代・ネット利用小学生の7割が「宿題はネットで」】、小学生のインターネット使用率とネットを使っている小学生の宿題検索率から独自算出)。また【キッズgooで夏休み学習対策特集サイトを開設】のように、夏休み中の勉強を色々と手ほどきしてくれるサイトも登場し、大いに利用されているのが現状である。

今回の調査結果、特に「幼稚園児などでも6割近くがパソコンを使っている」テレビや電話、自動改札口などと同じように、日常にごく当たり前のように存在するハイテクツールとして、パソコンやインターネットも認知されつつあるということを再認識させてくれる結果といえよう。


(最終更新:2013/08/20)

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