外国人に大人気・寿司な磁石、「寿司型マグネット」

2007年07月27日 06:30

寿司型マグネットイメージ【「黒字ドットコム」の今を探る……その2】の「フリッジドア・コム(Fridgedoor.com)」でも紹介したように、欧米では日本以上に色々な形をした磁石が人気を博している。冷蔵庫などに貼り付けて実用品として使う以外に、小物やカンバッチなどのような「収集用アイテム」としても重宝されているようだ。そのような「磁石好き」な海外の人に、飛び切りウケそうなのがこの『寿司型マグネット』。

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くだんのイカす海外のアイテムを続々紹介している【Popgadget】で「これはとてもイイネ、お気に入りだヨ」的な感じで紹介されていたのだが、我々日本人からすれば「ちょっと変わった磁石だよね」くらいなものにしか見受けられない。

「寿司型マグネット」
「寿司型マグネット」

上記リンクの楽天市場では600円前後で購入できるシロモノ。サイズはパッケージ全体がたばこの箱くらいなので、一つ一つは本物の寿司より小さく、10円玉程度のもの。まさに他の飾り用磁石と同じサイズ。

しかし日本を象徴するアイテムの一つである「寿司」がリアルな形のまま、彼ら外国人の生活スタイルの「色々な飾り物磁石を使って楽しむ」に溶け込んでいることが非常に珍しく、そして嬉しいようだ。「寿司の磁石は一年中どんな時にでも似合うね」「寿司ネタはえび、たまご、イクラ、イカ、本マグロ、キハダマグロから出来ているよ」などなど、まるで火星に宇宙人を見つけたかのような喜びが感じられる。

おおもとの【デジタルワールド東京】ではもっと興奮気味に「この寿司のレプリカ磁石を冷蔵庫に貼り付ければ、あなたの心はすぐに日本に飛んでいくことでしょう」と書かれている。しかもその後ていねいに「おいしいね(Oiishii Ne…)」とまでローマ字で書かれているくらいだ。自分が創ったわけでもないのに、何となく嬉しくなるから不思議である。

楽天市場で販売されているこの「寿司型マグネット」の感想を調べたり、他のサイトの情報などによれば、飲食店で使われているサンプル(ロウで作られた、ショーケースに納められているアレだ)同様、このような磁石などの小物による「日本独特のアイテム」は外国人のニーズが強く、大変喜ばれるとのこと。

我々日本人には何の他愛もないアイテムが、相手にとっては大変貴重なものだったり、魂を揺さぶられるほどの喜びをもって迎えられる場合もある。そんな不思議な感覚を思い知らされた、今回の参照記事であった。


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【「外国人には理解できないだろう」と思う日本の文化・風習のトップは「お歳暮やお中元」】

(最終更新:2013/09/02)

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