「編み物・iPhone」を作ったのは【「はてな」の編み物グループの「とにかくやってみよう」のbinaemonさん】。当方の記事を読んで「俄然やってみたい気持ちがムクムクと沸いた」管理人がざっくりと仕上げたのがこの「編み物・iPhone」。写真は正面から撮ったものだが、裏面は「何も無いけど裏面が特に手触りが良い」とのこと。

binaemonさん作「編み物・iPhone」。各アイコンの造型も凝っている。

しかもオリジナル「編み物・iPhone」が単なる「飾り物」であるのに対し、こちらは「デジタルカメラケース」の役割を果たすという実用的な面も持ち合わせている。本人いわく「ていねい過ぎて味気がない」ということだがいえいえとんでもない。非常に良く出来ている。当方は100円ショップで買ったチープな小物用の袋に板状のスポンジなどをはさんで緩衝材にしてデジカメケースとして用いているが、こんなケースにデジカメを入れられたらどんな素敵でイカすことだろう。

この「編み物・iPhone」、デジカメケースとしても使用可能。これなら当方も欲しい……

サイトの書き込みによると他の人も同じような思いのようで、binaemonさんが会社で見せたところ2名ほど「ほしい」という人がいたそうだ。実物を見せられたら欲しいと思っても当然といえる。

ちなみに先の記事について「(編んだ人が苦労したように読めるけど)作った人は楽しんで編んだのではないか」というご意見もいただいている。お察しの通り当方は編み物をしたことがないので経験から察することはできないが、プラモデルを作ったりジオラマの製作を手がけたり、あるいは今記事のような記事執筆をしているのと置き換えて考えると、「なるほど」と思えてくる。ましてやこの「編み物・iPhone」の場合、自分の子どもが完成品を受け取ってびっくりし、大喜びする様子を頭に思い浮かべながら、楽しく編んでいたのだろうことを考えれば、ご指摘の通りであろう。

ともあれ、自分の記事がきっかけでこのようなセンスあるものが作られたのを見るにつけ、つくづく「書いてよかったな、お伝えしてよかったな」と思うと共に、各方面でスキルを持つ人のパワーに感服させられた次第である。

(最終更新:2013/08/20)