利益は9億7000万円!? ダウ株式のインサイダー取引疑惑でアメリカの証券取引委員会が香港在住の夫婦を告発

2007年05月10日 12:30

株式イメージ【ロイター通信】が伝えるところによると、アメリカの証券取引委員会(SEC)は5月8日、先に【ダウ社の買収問題でインサイダー取引の疑い】でも報じていた、ニューズコーポレーションによる【Dow Jones(ダウ・ジョーンズ)】買収に絡むインサイダー取引容疑において、香港在住の夫婦Kan King Wong氏と妻のCharlotte Ka On Wong Leung両氏を「広範かつ不正な取引活動にかかわり」810万ドル(9億7000万円)の利益を得たとして告発した。

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ダウ・ジョーンズは5月1日に買収提案を受けていることを明らかにしている。元記事によると訴状では、該当する二人は4月13日から30日にかけてダウ社の株式41万5000株を購入、その後買収話が公開されて株価が急騰し、55ドルを超えたところで夫婦の口座にあったすべての株式を売りに出し、810万ドルもの利益を上げたとしている。

ただし訴状では「どうやって夫婦がダウ・ジョーンズの未公開情報を手に入れたのか」については触れていない。また、今件についてダウ社は夫婦との関係について「不明」とのみコメントしているし、ニューズ・コープからはコメントが得られないとしている。

買収直前のダウ社株価は36.33ドル。この時点で単純計算しても、夫婦は少なくとも1500万ドル(18億円)もの買い付け資金を保有していたことになる。「それなりの」資産家であることは間違いなく、今後ダウ社の買収話をどのルートで知りえたのか(とSECが明らかにするのか)、そしてなぜダウ社などがあるアメリカではなく香港で、なのかが気になるところだ。


(最終更新:2013/08/21)

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