【更新】春眠暁を覚えるための十か条

2007年04月16日 06:30

睡眠イメージ先日『4月6日の雑感』にもあるように寝坊をしてしまい、記事がほとんど執筆できない日があった。タネあかしをすると単に土日と勘違いして二度寝してしまったのだが、久々にやってしまった失態なだけに、後悔の念は大きい。「これも春の眠りの心地よさがいけない。もう少しすっきりと目覚められないか」ということで調べていたところ、専門家らによる「春先の眠たさをクリアし、快適に目覚める方法」が[産経新聞]に掲載されていた。

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書籍『起床術──どうしても「スッキリ起きられない」あなたへ』の本を出している偉い先生のお話などが色々と語られていたが、簡単にまとめると次のようになる。これらの教訓を守れば、質の高い睡眠時間を得られ、すっきりと目覚められるかも、ということらしい。

●寝る数時間前
・コンビニなど明るすぎる場所にいかない
・コーヒーなどカフェインの入ったものをとらない
・食事は早めに済ませる
●寝る前
・ネットやゲームなどは早めに切り上げる
・睡眠薬代わりの飲酒は止める
・電灯は消して部屋を暗い状態にする
●起きた後
・「二度寝」は避ける
・カーテンなどを開けて日光を部屋に取り入れる
・手足の指を開閉し、身体の末端を動かす
●その他
・寝溜めはよくない。長くても2時間以内が望ましい。


「目覚めを良くするためのノウハウ」のたぐいはこれまでにも何度か雑誌の特集に目を通したり、「あるある」ではないがテレビの特集を見たりで頭に入っており、半分以上は知っていた。個人的には再点検というものが多い。

寝る前にカフェイン系の飲み物を飲むのをひかえたりネットやゲームをしないというのは、これらの活動で脳が「興奮」してしまい、その余韻が眠りの初期段階を邪魔してしまうから。「興奮冷めやらぬ」というワケ。

電灯やコンビニの件は、「明るい場所にいる」と身体が判断すると眠りへの誘引がスムースに行われないから。日照時間が平年と異なると、セミが早鳴きしたり桜が妙な時期に咲くことがあるが、仕組みは同じこと。

一つ衝撃だったのは「二度寝は避けた方が良い」という話。いわく、「二度寝すると、体が起きるタイミングを見失ってしまって、起きてからボーッとしてしまうことにつながる」ということらしい。指摘されてみれば確かにその通り。二度寝自身は非常に心地よく、あの甘美な状態は忘れがたいものがあるのだが、あの状態は良くないというわけだ。

生活リズムのこともあり、すぐにすべてを実践するのは難しいだろう。しかし心がけを忘れず、気をつけていれば、少しずつ目覚めが良い状態に移行できるかもしれない。


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(最終更新:2013/09/11)

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