アメリカでのとうもろこしの作付け面積、1944年以来の最高水準に・日本の面積とほぼ同じ

2007年03月31日 19:30

とうもろこしイメージ【アメリカ農務省(United States Department of Agriculture)】は3月30日、2007年における農作物の作付け面積予想を発表した(【リリース】)。それによると、とうもろこしの作付け面積は前年比で15%増しとなり、1944年以来63年ぶりの高水準となる予定だという。食糧そのもののニーズが世界的に高まっているのに加え、アメリカ国内の政策として重要視されているバイオエタノールの原材料としての需要も増えているため、値上がりを期待して農家が増産に励んでいるのが原因と思われる。

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2007年におけるとうもろこしの予想作付け面積は9045万4000エーカー(36.6万平方キロメートル)となり、アメリカ全国土の3.8%、日本本土すべて(約37万強平方キロメートル)がほぼすっぽり入るほどの面積。

また年間の増加分は1213万エーカー(4.9万平方キロメートル)となり、これは九州(約4万平方キロメートル)をおさめてなお余る面積。

バイオエタノールの原材料としてもっとも注目を集めているとうもろこしは、その流れに乗ろうとする農家によって続々と増産され続けている。大豆、綿花など他の農産物からの転作をする農家が増えており、大豆の作付け面積は11%ほど減る見通しとなっている。

このとうもろこしへの急速なニーズの高まりに対しアメリカ農務省側でも、あまりにもバランスの悪い生産状態になるようなら、農務省側から何らかの施策を採って調整を行う用意があるともコメントしている。


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