子ども一時預かりや相談受付開始・ローソンが子育て応援店舗で新サービスを提供

2007年02月20日 07:30

ローソンイメージ【ローソン(2651)】は2月19日、子育て応援をコンセプトとする試験店舗「ハッピーローソン日本橋店」において「子育てアドバイザーによる相談窓口」の開設と、「子ども一時預かりサービス」の新サービスの提供を発表した(【発表リリース】)。

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ハッピー子育てプロジェクトイメージローソンでは【ローソン(2651)、子育て応援店舗「ハッピーローソン」を展開へ】にもあるように子育て応援をコンセプトとする試験店舗として「ハッピーローソン日本橋店」を展開中(実験店舗の場所は東京都中央区日本橋室町2-2-1(三井第三別館跡地))。今回発表された2サービスも、試験の一環として行われることになる。

●子育てアドバイザーの起用
エプロン姿の認定アドバイザーに、気軽に育児全般の相談ができるサービス。NPO法人【日本子育てアドバイザー協会】に所属する認定「子育てアドバイザー」が無料で相談に応じる。日本子育てアドバイザー協会は、「子育ては社会全体で」をテーマに活動しており、母と子の健全な環境づくりを目指している。なお料金は無料だが実施日は2月20日、3月2日、3月19日のみ(4月以降は調整中)。

●子ども一時預かりサービス
2階のキッズスペースで2月20日から6月30日まで。保育士・教員免許・看護士の資格を有するシッターが子どもを預かり、その間保護者は休憩やお買い物をゆっくり楽しむことができる。12月15日のオープン以降、2階のキッズスペースは親子同伴の制限をつけながら無料開放してきたが、今後は子育て家族のさらに深いニーズを探るため、キッズスペースを有料化する。30分あたり500円で2時間まで。その他制限あり。


保育所などの許諾と専用スタッフの確保が必要になると思われるが、例えは後者はベビーシッター派遣業の【キッズコーポレーション】に委託を行うなどぬかりは無い模様。

少子化問題が叫ばれる昨今だが、同時に一人の子どもにかける費用は増加中であるという話を聞いたことがある。また、保護者の共働きが増え、子どもを預かってくれる場所のニーズが急増しているのも現状。ローソンでは顧客の減少を対象年齢層の拡大でカバーすべく、老齢者向けのコンビニを開設して地域コミュニティへの浸透を模索しているが、今度は幼い子どもとその保護者をも取り込むべく、色々と考えているようだ。

試行錯誤が必要になるだろうが、このような試みを続けるローソンには、他のコンビニなどが追随するよう、がんばってほしいものである。


■関連記事:
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(最終更新:2013/08/22)

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