サイバーフロント、「キッド」のゲームソフト権利を譲り受け

2007年02月02日 06:30

ゲームイメージ【ゲームメーカーのキッド、自己破産申請との報・負債総額5億3000万円】などでも報じたように、2006年11月30日付けで自己破産申請を行い倒産したプレイステーション2などに美少女系ゲームを送り出していたゲームメーカー【キッド(KID)】のゲームソフトの版権を、ゲームソフトなどのパブリッシャーである【サイバーフロント】が継承したことが明らかになった。同社の公式サイトで告知された。

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サイバーフロントのトップページには2月1日の夜に単独の文章で「2007/02/02 株式会社キッドのブランドを継承したことを発表いたしました」と表記されている。リリースなどは無いが、サイバーフロントがキッドのブランドを継承、すなわちブランドを取得したことを公表している。

キッドはプレイステーション2をメイン展開ハードととらえ、月1以上のペースで「ギャルゲー」と称される系統の美少女系ソフトを移植販売していた。が、携帯ゲーム機に市場がスライドしていったために据え置き型家庭用ゲーム機が中心のキッドでは市場対応が出来ず、売上が低迷。資金繰りに行き詰まり今回のような事態となった。

製作中だったタイトルがどうなるのかや、どのタイトルがサイバーフロントで再販されることになるのかなど詳細は不明。だが、少なくともこれで「キッド」のタイトルが今後一切手に入らなくなるのだけは避けられたことになる。


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【「アキバBlog」で元キッド(KID)スタッフからのコメント掲載、開発中タイトルは制作中止・発売不可との話も】

(最終更新:2013/08/23)

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