銚子電鉄支援ボランティア団体「銚電サポーターズ」発足へ

2007年01月04日 12:30

銚子電鉄イメージ経営不振で存続が危ぶまれている【銚子鉄道】を支援しようと、地元の千葉県銚子市市民が中心となりボランティア団体「銚電サポーターズ」が発足されることが明らかになった([このページ(nhk.or.jp)は掲載が終了しています]報ず)。老朽化した枕木や踏切を改修するための費用を募ることを決定したという。

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銚子電鉄は【「ぬれ煎餅」銚子電鉄に業務改善命令、経営難の原因を探る】でも報じたように、2006年11月に【関東運輸局】から踏み切りの遮断機が壊れているなど安全に問題があるとして、1月24日までに改善状況報告を報告するよう業務改善命令を受けている。踏み切りなどの修繕に必要な費用は合わせて1億円を超える見通しで、利用客が減少し赤字経営状態が続いている銚子電鉄では、調達の見通しがたっていない。

そこで地元市民らが中心になり「銚電サポーターズ」を発足させることになったという。同会ではインターネットなどを通して全国から会員を募集し、入会金を改修費にあてるとしている。

「銚電サポーターズ」については調子電鉄公式サイトに記述は無く、【銚子市のサイト】にも告知は無い。ただ、昨年末に銚子市から発表された銚子電鉄に関するコメント(【該当リリース、PDF】)では5番目の「プロジェクトチームの実績」に

市民による銚子電鉄支援組織(サポーター組織)の立ち上げ(進行中)に対して協力しています。


という言及がある。今回発足が報じられた「銚電サポーターズ」はこれを指すものと思われる。

報道では「インターネットで」と言及されていることから、近日中に専用のウェブサイトが立ち上がり、改めて報道されることだろう。新しい情報を心待ちにしたいところだ。


■関連記事:
【銚子電鉄、「ぬれ煎餅」収益で車両1両の補修を完了】


(最終更新:2013/08/23)

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