「義務教育だから給食費は支払わない」鳥取県で給食費未納458件

2007年01月21日 08:00

学校給食でのご飯炊きイメージ【日本海新聞】が報じたところによれば、鳥取県内の小中学校で給食費を未納したのは458人・未納額は1172万円に登ることが1月19日の【鳥取県教育委員会】の調査で明らかになった。中でも「義務教育だから(給食費を)払う義務は無い」と開き直る保護者もいるなどのモラルの低さや、法的措置をとって給食費を徴収した学校もあったという。

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鳥取県のみのデータではあるが、給食費未納に関するさまざまなデータも報じられている。簡易的にまとめると次のようになる。

・未納者がいた学校は小学校37.6%(283人)、中学校55.0%(175人)
・学校側では電話や文書で説明や督促
・家庭訪問で説明や督促、PTA会合での周知も
・法的措置を取った「小学校」が1校
・未払い分は年度が変わっても引き続き督促が43校、管理職員や担任などが代わりに負担が39校


保護者側による未納の理由として、「経済的な問題」が33.6%だったのに対し、「保護者の責任感や規範(モラル)意識の問題」が60.3%を占めるなど、「払えない」ではなく「払わない」ケースがいかに多いかが分かる。さらに「義務教育だから払う必要が無い」と主張する保護者もいるとのこと。

給食費の未納の負担が学校や教師に大きくのしかかってきているのは何度と無く報じたとおり。元記事にもあるように「経済的な理由で」払えない場合には、公的な支援や援助制度もある。学校や県・市町村側ではこの制度をもっとアピールして使いやすくするべきだし、同時に「支払わない」保護者には断固とした態度で臨むべきだろう。先の記事でも述べたが、「お金がもったいない」という理由だけで「自分の給食費を払わない」と親が判断したという話を子ども自身が聞いたらどう思うのか。未納の親は今一度考え直すべきだ。


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