ソフトバンクモバイル(9984)、自社携帯同士の一般メールも定額で使い放題へ

2006年10月25日 06:30

モバイルイメージ【ソフトバンクモバイル(9984)】は10月24日、すでに【ソフトバンクモバイル(9984)、特定条件下で通話料・メール代がタダになる「予想外割」など携帯電話の新料金システムを発表】などで報じているように同社の携帯電話同士の通話が原則定額になる新しい料金プラン「予想外割」について、「ゴールドプラン」における自社携帯同士なら「通常のメールも」定額で使い放題になるようにサービスを見直すと発表した(【発表リリース、PDF】)。ソフトバンクの携帯戦略はさらに「予想外」な展開を見せることになる。

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先日の発表時点では「予想外割」のメールに対する定額サービスは、あくまでもショートメール(文字数に制限があるもので、電報のようなもの)だけを対象にしていた。ところが孫正義・ソフトバンクモバイル社長の談によれば「発売後、利用者から『ショートメールだけでは中途半端』といった声が出ているのを聞いて、急きょ見直した」とのこと。

これにより、ソフトバンクの携帯電話から受信した「携帯電話番号同士でやり取りされる」メールは条件さえ満たせばすべて受信料が無料、「Eメールアドレスから」受信した場合は全角128文字相当まで無料となる。

またリリースでは先日の「パケットし放題」「スーパー安心パック」「スーパー便利パック」を「予想外割」「新スーパーボーナス」と組み合わせて申し込まねばならない件について

「パケットし放題」および「スーパー安心パック」「スーパー便利パック」を無料でお客さまにお試しいただく期間を設けております。それぞれの付加サービスは、無料期間終了後、継続しなければならないという制限はありません。完全オプションです。また、付加サービス解約後も「予想外割」をご利用いただくことができます。


と説明している。こちらも問い合わせが多かったものと思われる。

【au(KDDI)(9433)】【NTTドコモ(9437)】の動向は今のところ「考慮中」ということで具体的な動きは見られないが、今後何らかの形で対応策をとることは必至と見られる。利用者側からすれば安いにこしたことはないが、その分サービスやサポートの点で手を抜かれたり、料金体系が複雑すぎて頭の中でスパゲッティ状態になるような、あるいはお店側の人もお手上げになるようなことだけは勘弁こうむりたいものだ(笑)。

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