イー・トレード証券(8701)の夜間取引はアメリカ市場に対応のため午前ゼロ時以降も!?

2006年08月24日 12:40

株式イメージ【ブルームバーグ】によると【SBIイー・トレード証券(8701)】の井土太良社長はブルームバーグとのインタビューの中で、来年2007年初頭にも参入を目指している夜間取引について、「午前零時以降の時間帯の取引にも対応出来るように検討を進めている」との考えを明らかにした。実現すればアメリカ市場の動向を確認しながらリアルタイムで日本国内の株式の売買も可能となる。

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夜間取引についてはすでに【マネックス証券(8698)】【マネックスナイター】のサービスを実施しており、また【カブドットコム証券(8703)、夜間取引を9月15日から開始。手数料は378(みなやかん)円】でも報じたように【カブドットコム証券(8703)】も9月15日から行う予定。これらのサービスではそれぞれ17時半から23時59分、19時から23時までが取引時間となっていて、日をまたいだサービス提供は(実現すれば)日本国内では初めてとなる。

インタビューの中で井土社長は零時前後の取引について「例えば23時半で一度取引を停止し、翌日午前零時半から取引を再開するようにすればシステム的には難しくない」と指摘。法令順守体制の構築と合わせて具体的に検討していくという。ちなみにアメリカ・ニューヨーク証券取引所の取引時間は標準時間の場合、日本時間では23時半から翌日の6時までに相当する(夏時間では22時半から5時まで)。

夜間取引ではカブドットコム証券に一歩先を行かれた形になったイー・トレード証券だが、取引時間の延長によるアメリカ市場との時間的連動で、利点を強調するようだ。「一日中起きていなければいけないじゃないか!」と喜びつつも今から睡眠不足を心配する投資家が何人いるか、それだけがさし当たっての懸念材料といえるだろう(笑)。


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