株式売買全自動プログラムコンテスト「スーパー・カブロボ・コンテスト」開催 優勝者らには総額5億円の実運用を依頼、成功報酬も

2006年05月23日 19:30

札束イメージ早稲田大学発のベンチャー企業【トレード・サイエンス】社は5月22日、【マネックス証券(8698)】の特別協賛を得て、株式のアルゴリズムトレードを行う運用ロボット(カブロボ)による、株式の自動運用コンテストスーパー・カブロボ・コンテストを開催することを発表した(【発表リリース、PDF】)。コンテスト終了後、優秀なカブロボによって実際に総額5億円の運用が行われる予定。

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株式の自動運用コンテスト「カブロボ・コンテスト」は【株式のプログラム売買による成績を競い合う「ロボコン」開催】でも報じたとおり、過去に2度開催されており、これまでに年率500%を超すという世界の有力投資ファンドも鼻血を噴き出すほどのパフォーマンスを残しているものも登場した。今回からはカブロボの稼動環境をよりリアルなものとし、名称も「スーパー・カブロボ・コンテスト」に変更。今回はその第一回目となる。

コンテストは2006年7月から11月まで開催。参加費は無料で誰でも参加できる。コンテストを通じて10体の優良カブロボが選出され、それらのカブロボが半年ほどの間、実際に総額5億円の運用を行うことになる。そしてこの段階で、運用成績に応じた報酬を、そのカブロボ作者に支払う予定だという(法令などとあわせ関係当局との調整を経た上でのものであり、現在は細かい部分は決まっていない)。

ルール概要は上記リリースなどで確認してほしいが、仮想資金5000万円・株式の銘柄と株価は実際のもの(東証・大証・ジャスダック銘柄のうち出来高が大きいもの500銘柄があらかじめ抽出ずみ)、空売りも可能。一人6台までカブロボを参加させることができる。その他詳細については6月以降順次公開されるとのこと(以前の大会と同じようにJava言語で自由にアルゴリズムを書くか、ブラウザ上で方針を設定して指示する方法が使えるようだ)。

株式取引の論理に自信がある人、プログラミングか得意な人、他の仮想株式取引で好成績をあげている人など、多くの人にとって「ファンドマネージャー」のようなことが(ロボットを介して、とはいえ)できるチャンス到来といえるこの「スーパー・カブロボ・コンテスト」。参加しないわけにはいくまい。

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