ワンセグ対応端末に買い換えたい人は46%

2006年05月25日 06:00

モバイルイメージ【ケータイWatch】によると楽天リサーチと三菱総合研究所は、携帯電話のワンセグ(携帯端末でも一般のテレビ放送を鮮明な映像で見られるシステム・仕組み・機能)と携帯電話番号ポータビリティ(携帯電話の契約会社を変えても電話番号を変えずに済む仕組み、ナンバーポータビリティ)について調査を行い、結果を明らかにした(『発表リリース』 )。それによるとワンセグ対応機種への買い替えを46%が考えていることが明らかになった。

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調査結果の詳細は上記参照記事やおおもとのレポートで確認してほしいが、気になるのは「ワンセグ」の認知度と期待度。強い期待を持つ人はそれほど多くないが、若年層を中心に「関心を持つ人」が多いこと、次回携帯電話の買い替え時には「ワンセグ対応端末にしたい」と思う人が全体の46%を占めていることが注目に値する。

特に若年層ではその割合がさらに増え、また、外出時に携帯電話を活用しているユーザーには買い替え意向が大きいという結果も出ている。携帯電話メーカーにしてみれば嬉しいことに、ワンセグ非対応の端末よりも値段が高くても購入する意向が強い結果も出ている。

その一方、ワンセグの課題点については「価格」「バッテリーの継続時間」など、サービス面より端末性能を改善してほしいという意見が多い。

実際上記に提示されているような問題はあるものの、「ワンセグ」には色々な可能性が秘められている。その一端がこの調査結果からも見て取れる。何しろ単に、「テレビが持ち運びできるようになった」ということだけでは留まらないのだから。その可能性については例えば【「ホットスポット」や「ポッドキャスト」型も――ワンセグ事業モデル・逆転の発想(NIKKEI NeT)】でも指摘されてたりする。

まだまだ名前が先行する形で普及に至っていないワンセグだが、ナンバーポータビリティの導入と共に大規模に展開していくだろう。それを見越したワンセグがらみの新サービスも今後色々登場してくるに違いない。この先が楽しみだ。


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(最終更新:2013/09/04)

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