「リストは販売店からもらったものをそのまま出した」そして修正はいまだになされない、ずさんな電気用品安全法への経済産業省の取り組み

2006年04月05日 07:30

PSEマークイメージ【IT media】が報じたところによると、電気用品安全法(PSE法)の施行直前に決まった「PSEマークなしで中古販売できるビンテージ機器リスト」(【経済産業省、電気用品安全法における特例「ビンテージ」リスト1900モデルを発表】参照)について、多数の間違いが指摘されている問題について、経済産業省では「販売店から受け取ったリストをそのまま出した(のでミスが生じている)」と説明していることが明らかになった。

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この説明は3月31日午後に、【経済産業省】の製品安全課の角井和久課長補佐によって行われたものとしている。詳しくはリストについて、「複数の中古楽器販売店から、ビンテージとして推薦する機器のリストを出してもらって作成した。だが時間がなかったため、リストを信用してそのまま掲載してしまった」とし、ミスの主要因は販売店側にあるかのような説明がされた。そして、確認次第修正をするともしているが、IT media側の指摘では3日経過した時点でまったく修正されていないもようである。

一連の電気用品安全法絡みの流れで、経済産業省内の担当各部署の体たらくさが露呈されたが、今件もさらにそれを肯定するような話といわざるを得ない。というより、リストの中身を確認せず、右から左に流すだけで「仕事をしました」と言い張る方々の態度はいかがなものだろうか。せめて「管理責任」を感じてほしいものだ。

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