学研(9470)、「頭がよくなるゲームやおもちゃ」を開発販売する新会社「学研トイズ」設立

2006年03月18日 19:45

【NIKKEI NeT】によると【学習研究社(学研)(9470)】は3月16日、知育玩具やキャラクター・コンテンツの開発販売を手がける新会社「学研トイズ」を新設したと発表した。乳幼児から高齢者までを対象に「知力・脳力を活性化させる新事業領域をめざす」という。

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新会社は、「学研本体が手がける科学実験キットやカードゲームなどの開発販売部門」と「学研の子会社の学研トイホビー(債務超過で現在経営建て直し中)における知育玩具事業」を融合したもの。役員には学研や学研トイホビーからの人材が派遣され、4月1日から営業を開始する。なお資本金は9000万円で、学研の100%子会社となる。

新会社では教育関連商品や、最近流行の「賢くなるエンタメゲーム」などの商品開発を手がけるだけでなく、学研や他社版権キャラクターを利用した新コンテンツ開発も行うという。

具体的リリースが学研公式サイトや東証に掲載されておらず、一部報道機関にのみ配布されたようだが、それによると学研トイズの事業内容は

■エデュテイメント事業
本人は楽しく遊んでいるつもりなのに、自然に学習意欲・能力が高まる、知のエンターテイメント商品の開発。

■育脳・活脳事業
乳幼児から高齢者まで、脳が生き生きした暮らしのための脳活性化商品の開発。

■キャラクター・コンテンツ事業
学研グループのコンテンツと、自社のみならず様々な版権元からのキャラクターを集結させたNEWコンテンツビジネス。
また、大人が我を忘れて熱中する科学実験ツールのような、遊び心いっぱいのNEWコンセプト商品の開発。

■海外事業
世界の有力企業との提携による商品の共同開発及び販売。


とあり、学研のこれまでの蓄積情報と経験を活かせば、かなり面白いことが展開できる可能性がある。先の記事(【「脳を鍛える」川島隆太教授監修の学研調査結果本の中身を拝見】)でも取り上げたが、学研ではすでに今件に向けたリサーチをしていた気配があり、今回は満を持しての発表・立ち上げとなったのだろう。上記内容などを読み解く限り、新会社がどのような展開をしていくのかがある程度わかるような気もする。

当方(不破)も、時間などに余裕ができれば、先に学研からご提供いただいた資料をもとに、ちょっとしたガベージシリーズの新サイトを構築できればな、と考えている。とはいえ、時間もなければ資金も無く、無い無い付くしでアイディアばかり溜まる一方。やらねばならぬ、とも思ってはいるのだが。

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