ゴンゾロッソ(3755)、今度は「ナイトオンライン」で利用者メールアドレスをCC送信で情報流出

2006年03月05日 17:00

先に【ゴンゾロッソ、『マスターオブエピック』情報流出発表にも誤りで再度謝罪文掲載】などにもあるように、【マスターオブエピック】の個人情報を流出した【ゴンゾロッソオンライン】が、今度は同社が運営する別のネットワークゲーム【ナイトオンライン】において、メールアドレスを流出させてしまったことを明らかにした(【発表ページ】)。関連メールアドレスをCCで送ってしまったためによるもの。

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発表リリースでは流出への経緯について、

平成18年2月27日(月)、 18時頃、「転生・転職イベント」の複数の当選者様に対して、当選確定メールを送信する際、オペレーション上のミスが発生いたしました。本来はユーザー様からの個々のお問合せメールに対し、一件ずつ返信をする規定になっておりますが、運営スタッフがまとめて送信しようとした結果、弊社よりユーザー様に対して、他の当選者様のメールアドレスも掲載されたメール送信を行ってしまいました。


とあり、ありがちなケアレスミスであったことがうかがえる。ただ、先のトラブルが起きて間もなくであり、対策改善案を実行している最中に再び起きた不祥事なだけに、ユーザー側の憤りや不満の声は少なくない。

また、経緯は説明されているものの、「なぜそのようなことをしたのか」という理由の言及がないのも気になるところ。具体的には「情報を流出しないようにするべく作られた規定がなぜ破られたのか」ということだ。このように規定が気軽に破られるような体質では、いくら「管理体制の強化を図」っり規定を厳しくしたところで何の意味もない。

今回は「メールアドレスだけで信用情報は漏えいしていない」としているが、個人情報保護法の解釈では基本的にメールアドレスも個人を特定しうるものなので、個人情報に該当する。

「メールアドレスだけだったからどうか勘弁してね:P」というような態度では、「また同じことが繰り返されるのでは」とユーザーが飽きられかえってしまっても仕方の無いところだろう。

なお今件について親会社の【GDH(3755)】では正式な発表はまだない。


■関連記事:
【「マスターオブエピック」、個人情報流出騒動に対する補償を発表】


(最終更新:2013/08/28)

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