ローソン(2651)、100円ストア「ローソンストア100」出店加速へ

2006年03月14日 19:35

ローソンストア100イメージ【NIKKEI NeT】によるとコンビニ業界で日本第二位のシェアを占める【ローソン(2651)】は新形態店舗である税抜き100円商品をメインに展開するコンビニエンスストア「ローソンストア100」の出店を加速し、今年9月までに現在店舗数の約3倍にあたる100店を直営で開業する計画。さらに年内にはフランチャイズチェーン店の実証実験も開始するという。

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ローソンストア100イメージ「ローソンストア100」は生鮮食品や飲料など、ほとんどの商品を税抜き100円で販売する、ローソン版100円ショップ。主婦や中高年層をターゲットとし、大都市圏を中心に店舗が増えているという。

ローソンは【ローソン(2651)、オーナー高齢化で24時間営業を一部店舗で廃止へ】にもある通りオーナーの高齢化に伴い24時間営業を一部店舗で廃止する一方、今「ローソンストア100」など多角的経営を推し進め、経営効率化を模索している。

具体的には4月から、東京23区や神奈川県など首都圏で月10店ペースで新店舗を展開、9月までに100店舗を目指すという。さらにプライベートブランド商品の充実もはかり、現在160品目ほどの商品を漬物や納豆、菓子など中高年層向けのアイテムを中心に拡充し、300品目まで増やす予定。

ローソンストア100についてはローソンならではの変わり映えがあまりせず、他の100円ショップとの違いがあまり見受けられない感想などを、初期展開時に近所で開設した際にレポートしている(【ローソンの100円ショップ、STORE100レポート】)。店舗数拡大を目指しているということはそれなりに採算性がよく将来性も見えているということなのだろうが、いかにプライベートブランドを増やしたりその他独自の工夫をほどこし、「ローソンストア100」ならではの彩りを施せるかが、さらに飛躍できるかどうかの鍵となるだろう。

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