金融庁、誤発注で利益を得た証券会社を調査

2005年12月19日 08:30

【北海道新聞】によると【金融庁】が、みずほ証券ジェイコム(2462)株式の誤発注をした事件で、一連の売買で利益を得た証券会社に対し、自己売買部門の運用管理に問題がなかったかどうかの聞き取り調査を進めていることが12月17日までに明らかになった。

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記事によれば金融庁側は「売買に法令違反があったとは思っていない」としているものの、調査対象は【6証券、ジェイコム株誤発注の利益を返還の動き】にある「何らかの形で利益を返上する」方針を固めている6社に留まらず他の証券会社にも及んでいるという。証券会社側では警戒感を強めると共に、利益返上を検討させるきっかけにもなっているという。

金融庁側は調査に入った証券会社らに対し「法令違反はあったとは思っていない」としている。ならばまずはじめに(【みずほ証券の大量誤発注問題に見る疑問・問題点】)でも指摘したとおり、(いかなる理由があったにせよ)法令違反の疑いが強い大規模な自己売買取引による買戻し(クロス取引)を行った、みずほ証券にまず最初にメスを入れるべきではないだろうか。

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