大阪難波のメイドカフェ「CCOちゃ」、当局から指導を受ける

2005年11月10日 17:00

CCOちゃイメージ。くだんの誓約書の上に寄りかかっている。凝っているというかなんというか(苦笑)イメージ大阪難波のメイド喫茶CCOちゃに「関係当局」から指導が入り、同所は【誓約書】を提出、関係するサービスを停止した。なおメイド喫茶そのものはいつものとおり運営を継続する。

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「CCOちゃ」は大阪難波にあるメイド喫茶。比較的良心的な価格のメニューだが、「コロナ」「連邦の赤い悪魔」「セカンドチルドレン」などのような洒落た名前のアルコール品や「メイド手作り日替わりケーキ」など、「それらしい」ものも用意されている。また、「ご主人様、お嬢様のご意見をいただき、表現しようとする実験的イベント」や撮影会、猫耳・メガネデーなど、メイド喫茶ならでは(?)のお楽しみイベントも用意されている。

今回当局から指導を受けたのは、ラストオーダー時に無料でメイドさんとカードゲームなどをプレイするオプションで、これが風俗営業に該当するので問題だ、というもの。指導を受け、CCOちゃ側ではこのサービスを停止している。

誓約書では

女性従業員にメイドの衣装を着せ、お客さんに楽しんで貰うもので、オプションとして無料で、カードゲーム等をするサービスを提供しているものです。

先日警察の方が当店に来られて、当店の営業内容ではお客さんにゲームをさせて歓楽的雰囲気を醸し出していることから接待(遊戯等、歌唱等)に当たり、このままの営業では風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に規定された風俗営業(2号業務)に該当し、無許可の風俗営業となることが分かりました。


とある。

あらかじめ様式が用意されているのにも驚いたが、無料でもメイドさん仕立ての従業員とお客によるカードゲームのサービス提供は(それによって店の付加価値を高め客の誘引、しいては売上への貢献に関与することからか)風俗営業に該当すると判断されたことになる。

今件は大阪府難波警察署の判断によるものだが、つい先ほど、【似たようなサービスを有料で提供するメイド喫茶が秋葉原にオープンした】という記事があっただけに、この店舗の動向が気になるのと同時に、メイド喫茶の解釈に関する地域格差があらためて感じられた。

しまいには一過性のブームではなく長続きするものであれば、「日本メイド喫茶協会(JMCO)」のような団体を作って業界ルールを作った方がよいのではないか、とも思えてくるが……。

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