牛も顔負け、玉子と鶏肉がかなでるハーモニー「親子丼」が吉野家に登場

2009年02月10日 08:00

「親子丼」イメージ【吉野家(9861)】は2009年2月9日、2月10日から「親子丼」を全国の吉野家で発売することを発表した。価格480円。持ち帰りも可能(【発表リリース、PDF】)。

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吉野家の親子丼

吉野家の親子丼

吉野家の玉子とじ系メニューとしてはすでに「牛とじ鍋定食」がある。しかし牛は卵から生まれるわけではなく、丼ものでもないので当然「親子丼」ではない(強引に名づければ「他人定食」か)。今回発売される「親子丼」は、説明にいわく「ふんわり玉子と鶏ガラから丁寧に作った美味しいダシで仕上げたこだわりの味わい」とのこと。

「親子丼」の魅力は、鶏肉の歯ごたえはもちろんだが、半熟~全熟に近い状態のとろけるような「ミディアムな玉子」、そしてそれが鶏肉の肉質を包み込むような形で口の中に、玉子と鶏肉が一体化して納まる瞬間にある。さらに玉子の柔らかい液状部分と、玉子や鶏肉から染み出たダシがご飯に混ざる部分の味わいはたまらないものがある。

吉野家で発売されている牛丼やうな丼とはまた違った、どちらかといえばあっさり気味な肉もの丼として期待できるのだが、味わいそのものはどうだろうか。食べた人の感想を聞いてみたいものだ。

ちなみにリリースを見る限りでは「並盛」の文字しか見つからない。どうやらうな丼と同じく大盛りなどは用意できないようだ。大飯食らいの人にはやや残念な話かもしれない。

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