不況下でも安価に健康を維持し、がんから身を守る方法

2009年02月01日 12:00

ジョギングイメージ不景気下で財布のヒモもキツくなり、私生活においてさまざまな物事が犠牲になってしまうものだが、健康まで害してしまっては身もフタもない。【HealthDay】ではアメリカ・ボストンにあるがん研究所Dana-Farberの専門家の話などとして、無料、あるいは低価格の方法を用いることで健康を維持し、がん発症のリスクを抑えられる方法を紹介している。

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積極的に体を動かす
 ほどよい有酸素運動(競歩など)は心臓にプラスとなるだけでなく、がんを発症してそれを克服したあとの、再発可能性を減らすのにも有効。「運動して肥満にならないこと」が(何タイプかの)がん発症のリスクを軽減すると専門家たちは述べている。エレベーターの代わりに階段で上り下りをする、テレビを見ながらランニングマシンを使う、野球やサッカーなどのチームスポーツをするのもよい。

健康的な食生活を心がける
 加工された糖分、赤身の肉、カロリーそのものを取りすぎることなく、果物や野菜をたくさん食べることで、体重を健康的なレベルにキープし、一部のがんのリスクを軽減することができる。野菜や果物の有益な栄養分は、その多くが皮をはじめとした色の濃い部分に集まっている。例えばりんごを毎日1個ずつ食べるのも良いだろう。りんごの皮にはがんを予防するとされている抗酸化物質のquercitinが含まれている。かぼちゃやさつまいも、うり、にんじんなどのオレンジ色の野菜・果物には大腸がん、前立腺がん、肺がん、乳がんのリスクを減らすと言われているcarotenoids(カロテノイド)が含まれている。

禁煙する
喫煙を止めることでタバコ代も節約できるし、医療費の削減にもプラスとなる。がんの発症者は増加傾向にあるが、現在喫煙している人が10~20年たばこを止めるだけで、その人の肺がんの発症リスクを50%も減らせることができる。喫煙は肺がん全体の80%においてその要因となっているだけでなく、口腔がんをはじめとした各種がんのリスク増大要因にもなっている。

酒におぼれず行儀よくする
お酒を飲むことをひかえれば、お酒代が節約できるのは当然の話。さらに乳がんリスクを減らすなど、一部のがんのリスクを減らすことも出来る。


要は景気の良し悪しとは大きく関係があるわけではなく、普段から出来るお金のかからない、しかも日常生活の中での生活様式を改めるだけで、健康面を改善させるのと共にがんのリスクを減らせますよ、という話に集約されるわけだ。

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